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なむじゅなの腕に力が入って、僕の体は彼の胸の中にすっぽりと収まった。
ドクドクと、なむじゅなの心臓の音が、僕の胸にまで響いてくる。
Namjoon
何回も確認してくるなむじゅな。
本当にこの人は、どこまでも真面目で、どこまでも優しい。
僕はなむじゅなの胸に顔を埋めたまま、小さく頷いた。
Hoseok
その瞬間、なむじゅなの大きな手が僕の顎をそっと持ち上げた。
視線が絡まって、もう逃げられない。
なむじゅなの顔が、さっきよりもずっと近い。
Namjoon
名前を呼ぶ声が、熱を帯びて低くなる。
ゆっくりと顔が近づいてきて、鼻先が触れる。
なむじゅなの熱い吐息を感じた瞬間、柔らかいものが僕の唇に重なった。
……本当に、触れるだけの、優しいキス。
…あ、なむじゅな、優しい……
そう思った、次の瞬間だった。
Namjoon
なむじゅなが、弾かれたようにバッと僕から離れた。
あんまりにも勢いが良すぎて、ベッドの足に自分の足をぶつけて"痛っ!"って悶絶してる。
Hoseok
慌てて僕が身を起こして、なむじゅなの顔を覗き込むと。
Namjoon
なむじゅなが顔を真っ赤にしながら、片手で鼻を押さえてる。
でも、その指の間から、真っ赤な液体がツーッと……。
Hoseok
Namjoon
Namjoon
さっきまでの甘いムードはどこへやら。
なむじゅなはパニックになって、ティッシュを求めて部屋の中をドタバタ走り回ってる。
Hoseok
結局、僕はティッシュをなむじゅなの鼻に詰めてあげて、二人でベッドの端っこに並んで座った。
鼻にティッシュを詰めたまま、耳まで真っ赤にして俯くなむじゅな。
Namjoon
しょんぼり肩を落とすなむじゅなが、なんだか可笑しくて、愛おしくて。
僕は思わず、ぷっと吹き出しちゃった。
Hoseok
Namjoon
Hoseok
僕が笑いながら言うと、なむじゅなはティッシュを詰めた顔のまま、僕のことをじーっと見つめて、
Namjoon
なんて、不器用そうに呟いた。