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この主、もと天使につき。

第5話 - #5 天使だった過去

2023年09月30日

#夢小説

#あくねこ

#転生

#天使

そらまめ

ベリアン

あ、主様､､､､

ホシ

？

ベリアン

話、というのは､､､､

ホシ

､､､､出来れば二人きりでお話ししたいです。

ラト

それはなぜですか？

フルーレ

ちょっ、ラト！

ラト

そんなにも大事なことなんですか？

ホシ

はい。

ホシ

それ以外に何かありますか？

ラト

､､､､いえ、

ベリアン

で、では､､､､

ホシ

着いてきて下さい。

ｶﾞﾁｬ

ホシ

ここって、ベリアン・クライアンさんの部屋ですよね？

ベリアン

そ、そうですが､､､､

ベリアン

なぜここのことを､､､､

ホシ

天使さんに教えて貰いました。

ベリアン

それではなぜ私の部屋だと､､､､？

ホシ

ここにある書類です。

ホシ

これ、全部手書きですよね。

ホシ

ベリアン・クライアンさんの書く字に似ているなと。

ベリアン

！

ベリアン

(すごい観察力､､､､)

ホシ

聞きたいことは別にあるんです。

ベリアン

はい､､､､？

ホシ

ここに天使さんを閉じ込めて、何をしていたんですか？

ベリアン

そ、それは､､､､

ホシ

答えてください。

ベリアン

､､､､､､､､。

ベリアン

(ここで嘘をついてしまえば､､､､)

ベリアン

､､､､ｯ

ベリアン

､､､､研究を、しておりました､､､､。

ベリアン

天使の､､､､

ホシ

､､､､。

ベリアン

も、申し訳＿

ギュッ (ベリアンの手を握る)

ベリアン

！

ホシ

､､､､よかったぁ

ベリアン

え？

ホシ

本当の事を言ってくれて、ありがとうございます。

ホシ

もし嘘をついたら、僕はもう貴方たちのことを信じることは出来ませんでした。

ベリアン

！

ホシ

改めて、よろしくお願いします。

ホシ

ベリアン・クライアンさん。

ベリアン

！いいのですか？

ホシ

､､､､僕は、悪魔執事のことが嫌いです。

ベリアン

､､､､。

ホシ

自然と悪いやつだと思ってました。

ホシ

でも、

ベリアン

？

ホシ

それよりも、あいつらの方が大嫌いです。

ホシ

あいつらの方が酷いです。

ホシ

だから、

ホシ

少しずつでも、悪魔執事のことを知っていけたらと思います。

ベリアン

！！

ホシ

僕は貴方たちのことを信じます。

ホシ

ですから、

ホシ

先程までのことをお許しください。

ベリアン

､､､､､､､､。

ホシ

､､､､。

ベリアン

､､､ふふっ。ありがとうございます。主様。

ホシ

！

ベリアン

私たちも主様を信じております。

ベリアン

よろしくお願いいたします。

ホシ

！はい！

ホシ

あ、それと､､､､

ベリアン

はい？

ホシ

皆さんに僕のこと、少しは話した方がいいですよね､､､､。あんな態度とってしまいましたし､､､､

ベリアン

そう､､､､ですね。話していただけると嬉しいのですが､､､､

ベリアン

なんせ私たちも隠し事が多い身、その､､､､

ホシ

わかってます。

ホシ

僕が話したいから話すんです。えっと､､､､ダメですか？

ベリアン

いえ！いいんですか？

ホシ

はい。信じたいです。

ベリアン

分かりました。お願いいたしますね。

ホシ

はい！

一方、ドアの外では､､､､

ラト

､､､､。

ナック

ふむ､､､､

フェネス

主様も、いい人そうだね。

フルーレ

そうですね。良かったです。

ミヤジ

良かった､､､､。

アモン

､､､､！もうすぐ出てくるっす！

ラムリ

早く離れよ！

ボスキが負傷で動けない為、医療室で話をすることになりました。

悪魔執事たち全員集合

ホシ

､､､､では、僕のことを詳しくお話致します。

ベリアン

はい。

ルカス

､､､､。

ムー

？

ホシ

僕は、

もと、天使です。

執事たち

!!!?!?

ハウレス

もと、天使､､､､？

ホシ

はい。

ホシ

天使の中でも、僕は珍しい体質でした。

ルカス

体質？

ラムリ

普通の天使とは違うってこと？

ホシ

はい。

ホシ

天使さんたちの場合、悪魔執事たちに斬られれば、消えるんです。

ホシ

このことは知ってますね？

フェネス

はい､､､､

ホシ

でも、

ホシ

僕の場合、

ホシ

消えれなかったんです。

フェネス

え､､､､？

ホシ

言わば不老不死でした。

？？？年前

ホシ

､､､､､､､､､､､､

悪魔執事

こっちにも天使が､､､､!!

悪魔執事

×××！

悪魔執事

あぁ！

ｻﾞｼｭ

悪魔執事

な!?

ホシ

ｯ､､､､､､､､

悪魔執事

(なんでこいつ､消えないんだ!!?)

悪魔執事

×××！もう一回だ!!

悪魔執事

あ、あぁ！

ホシ

､､､､､､､､。

ホシ

まぁ、特別な体質のこと、セラフィム様たちには言わなかったですけど。

ホシ

(言ってもいいように使われるだけだしね。)

ルカス

それで、“もと” というのは､､､､？

ルカス

不老不死ということは、今も天使だということですか？

ホシ

いえ、

ホシ

僕は完全なる不老不死ではなかったので、

ルカス

え？

ホシ

とある方法で、消えることが出来ました。

ミヤジ

それは､､､､？

ホシ

はい。話すと長くなるんですけど､､､､

？？？年前

僕は、天使として生きることに絶望していました。

天使さんといるのは楽しい。

でも、どの天使さんでも、結局は悪魔執事たちに殺される。

仲間がきりもなくどんどん目の前で殺されてく。

そんな世界が嫌いで、大嫌いで、

僕はどうしてもこの世界から逃げたかったんです。

藁にもすがる気持ちで、ずっと､､､､

ホシ

､､､､､､､､

悪魔執事

！

悪魔執事

､､､､､､､､。

ホシ

､､､､､､､､。

悪魔執事

､､､､？

ホシ

､､､､お願いです。

悪魔執事

!?!?

ホシ

僕を殺して下さい。

悪魔執事

､､､､え？

ホシ

お願い､､､､

悪魔執事

ｯ､､､､

ｻﾞｼｭ

ホシ

､､､､､､､､。

その時僕は、意識があって、

あぁ、また失敗か､､､､

と思っていました。

でも､､､､

ﾎﾟﾀｯ

ホシ

！

悪魔執事

( °̥̥̥̥̥̥̥̥˟°̥̥̥̥̥̥̥̥ )

悪魔執事

ぐず、すぅっ、

ホシ

､､､､､､､､!!

ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

悪魔執事の人が、涙を流していました。

それが、僕の胸もとに落ちてきて、

凄く暖かい光に包み込まれました。

ホシ

(あぁ､､､､これでやっと､､､､)

その時、初めて、悪魔執事さんのことが好きになりました。

この人なら、信用できるって。

ホシ

､､､､ありがとう(*´˘`*)

悪魔執事

！

ホシ

､､､､こんな感じで、僕は消えることが出来ました。

ホシ

それから生まれ変わったのか、日本という国に、天使だった頃の記憶を持って生まれました。

ホシ

もと、というのはこういう事です。

ルカス

うーん､､､､

ルカス

(わかったというかわからないというか､､､､)

ホシ

生まれ変わったと言っても、心だけは変わってないみたいですけどね､､､､

バスティン

心､､､､

ホシ

はい。

ホシ

姿が変わっても、天使さんたちは僕のことがわかりましたし､､､､

ホシ

心だけでしたから､､､､

ホシ

あの力も使えないですし､､､､

アモン

あの力､､､､？

ホシ

あ、はい。さっき僕は特別な体質だと言いましたよね。

ホシ

僕は天使さんの体を蘇生することが出来てたんです。

ホシ

それも、体力が全然減らない、何回でも使える。

ホシ

特別とはこういうことです。

ベリアン

蘇生､､､､

ホシ

と言っても、体の一部がある時でないと、役に立ちませんでしたが。

ベリアン

でも、今までにそんな事例は､､､､

ホシ

はい。わざと地上では使っていませんでした。

ホシ

見つかると厄介ですからね､､､､

ラト

ふむ､､､､

ホシ

えっと､､､､僕の事は一通り話しました。

ホシ

えっと､､､､最後に一つだけ、いいですか？

ベリアン

はい？

この主、もと天使につき。

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そらまめ

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