ころん
ころん
僕はあの衝撃の事実を告げられた後、ころん・アリスに出会った。
出会った。というかなんというか。よくわかんないんだけど。
まあ、なんだかんだあって、僕は今日でこの国の成人式を迎える。
転生したらしい出来事から約3年もたった。
今は20歳だ。
僕のヒーローは暗殺者だったことや、魔法の使えるファンタジー世界と、まるで考え付かないことばっかりだったけど、今ではもう慣れた。
時間が解決するってこういうことだと思う。
この家の事も、魔法も、僕は完璧にできた。
そして、約束の、ころん・アリスのことも伝えた。
僕は今は、2重人格者みたいに、2つの魂がいつの肉体に入ってるらしい。
でも、不思議と拒絶反応は起こしてないから、今では当たり前のこととなっている。
なんてまるで冷静に見えるけどそんなこと全くない
だって今から初めての仕事という名の暗殺に行くんだから。
僕はいわゆるスナイパーで、そこら辺にある水蒸気を固めて氷を作る。
それを自分で作れる(もちろん魔法)銃に入れて狙えば
確実に1発で死ぬ。
ちなみに命令を下すのはなー君ではない。
お父様だ。
今回は、裏で日本でいう麻薬を売りさばいてるアクア家当主の男がターゲットだ。
失敗なんて許されないこの世界では、決心の鈍りが命取りだから。
相手に慈悲なんてかけられない。
殺るか殺られるか。それだけだ
なーくん
ころん
この世界ではなんでもファンタジーだ。
呪文を唱えなくても、心の中で思い浮かべば何でも作り出せる。
ほら、もう銃ができた
後は氷を作って詰めて。
完璧。
ころん
ころん
なーくん
ころん
ヒュッ
ころん
ころん
ころん
なーくん
なーくん
ころん
なーくん
ころん
なーくん
ころん
なーくん
ころん
なーくん
なーくん
ころん
なーくん
ころん
ころん
ころん
ころん
コメント
2件
カッコいい.... お話の流れが最高(*´∇`*)