重たいトレイを片手に いつものように笑顔を作る
Naiko🍣
耳元で鳴る軽快な音楽と、酒の匂い
モブおじ
きらびやかな証明に照らされた店内には、酔いが回った客の笑い声が響いていた
ここは高級ナイトクラブ『Da-iCE』
そして俺____ないこは、 バニーボーイとして働いている
Naiko🍣
Naiko🍣
回想
Naiko🍣
友
Naiko🍣
友
Naiko🍣
Naiko🍣
友
友
Naiko🍣
友
Naiko🍣
友
Naiko🍣
友
友
Naiko🍣
軽率な考えすぎだろ…俺ッッ
Naiko🍣
Naiko🍣
Naiko🍣
キモいおじさんばっか… せめてイケメン来てくれ
Naiko🍣
riura🐤
Naiko🍣
Naiko🍣
riura🐤
Naiko🍣
モブおじ
riura🐤
Naiko🍣
riura🐤
Naiko🍣
フロアに出ると、馴染みの客が手を振る
笑顔を作ってから席へ向かう
青side
一方、その夜、会社の飲み会帰り____
いい感じに酒を飲んで解散しようとしていた頃
上司
ifmaro😺
上司
正直早く帰って寝たい
しかし、上司の機嫌を損ねるわけにも行かないしなぁ…
行くかぁ…((泣
ifmaro😺
ifmaro😺
上司
なんでこんな元気なんやこの人は
ifmaro😺
上司
帰りたい…((泣
…ほんま、だるいわ
カラン
上司に連れられて、仕方なく クラブに足を踏み入れた
きらびやかな照明、甘ったるい香水の匂い
絡みつくような視線
そういうのが好きなやつもおるんやろうけど、俺は正直こういう場所は苦手や
キャスト
上司
上司
キャスト
上司
ifmaro😺
適当に返事してソファに座ると、上司はすぐにキャストを指名した
どうやら常連らしく 慣れた手つきで高い酒を注文している
Naiko🍣
甘い声が耳を出るように響いた
振り向いた俺は、一瞬息をのんだ
その声とともに現れたのは____
ピンク髪に、ピンクの瞳
きらびやかな照明の下でも映える派手な容姿
黒のバニースーツに身を包み すらりと伸びた脚
ウサ耳がピンと立ち 胸元のリボンが控えめに揺れている
上司
Naiko🍣
上司がデレデレしながら肩を抱くとないこは慣れた仕草で笑みを浮かべた
どこか浮世離れした雰囲気を持った青年____いや、ほぼ少年やな
Naiko🍣
ないこくんは微笑みながら、そういった
整った顔に、柔らかい雰囲気、一つ一つの仕草に色気が滲んでいるような…
そら…人気なんやろな
なんや…思ってたよりかわいいやん♡
華奢な手首、指の仕草、少し長めのまつげ。かわいいもんは可愛い
俺はこういう業界には興味がないと思っていたけどこいつにはちょっと目を引かれた
ないこside
Naiko🍣
いつもの笑顔、いつもの営業トーク
指名してくれるお客さんには、ちゃんと楽しんでもらわなきゃ((例えキモくても…
でも__今日はなんか、違和感がある
俺の隣に座ってるのは、常連の連れらしい男
スーツ姿の客たちに囲まれながらも、彼だけはどこか場違いな雰囲気を醸し出している
肩肘をついてグラスを傾ける仕草も、 周りと馴染もうとしていない
へぇ…珍しいタイプのお客さん
俺は自然な動きで彼の隣に腰を下ろした
Naiko🍣
ifmaro😺
低く落ち着いた声
視線を向けると、彼は少し訝しそうに 俺を見ていた
Naiko🍣
彼は少し考える素振りを見せてから 静かに口を開く
ifmaro😺
Naiko🍣
俺は彼のグラスにそっと指を這わせる
冷えたグラスが指先に触れ、微かに震えた
Naiko🍣
ifmaro😺
まろさんの目が鋭く細められる
その目線が俺を値踏みするようで 妙に心地よかった
あ、こういう目をする人、嫌いじゃないかも…むしろ心地良い?
俺は彼のグラスを手に取り そのまま唇をつけた
一口飲んだ酒が喉を滑る
Naiko🍣
少し苦味があって大人の味
ifmaro😺
Naiko🍣
俺は微笑んで、彼の手にグラスを戻した
ほんの僅かだけ、俺の指が彼の指に触れる
Naiko🍣
軽く挑発するように、彼の目を見上げる
ifmaro😺
ifmaro😺
そして、ゆっくりとグラスを傾け 俺が口をつけた酒を飲む
ifmaro😺
あ、この人…面白い
流されやすい客とは違う
俺の仕草や言葉を慎重に受け止めて それでも動じない
ifmaro😺
Naiko🍣
俺は笑って、彼の腕にそっと絡みつく
まろさんの体が僅かに硬くなるのがわかった
ふふ、可愛い
この夜は、少しは楽しめそうな気がした
litu
litu
litu
litu
litu
litu
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コメント
2件
待ってました最高です👍続き待ってまーす!
書くのめちゃくちゃうまくないですか?!えぐ、 続きめちゃ楽しみです!