保科宗四郎
ほんだら、〇〇チャン
保科宗四郎
僕が中から呼ぶからその時来てくれる?
〇〇
はい!!
〇〇
行ってらっしゃいませ!
保科宗四郎
うん、ありがとー
保科が目の前のドアを開けて入っていった
〇〇は無機質な廊下にただ一人取り残される
〇〇
……
〇〇は腕の袖をそっと拭う
そこには、手首から肘にかけて斜めに走る痛々しい古傷があった
〇〇
????、
〇)???????????????
〇)???????
〇〇
……
〇〇
???くれるわけないか、
〇〇
だって、????は、__
保科宗四郎
入ってきていいよー!!!
その瞬間、保科の声が響いた
〇〇は反射的に肩を震わせる
〇〇
…ッは、はい!!
〇〇は無機質なドアに手をかける
先刻脳裏によぎった考えを捨てるように頭を左右に振り、〇〇はドアを開けた
〇)??????????
〇)だって________
〇〇
失礼します!!
????????????
〇〇
失礼します!
部屋に入ると、隊員たちが一斉に〇〇の方を見つめた
保科宗四郎
この人、今日から僕の補佐になる人や
保科宗四郎
色々関わる機会も増えるだろうし、〇〇チャン、自己紹介よろしく
〇〇
あっ、はい!
〇〇は敬礼のポーズをとる
すると釣られたようにほかの隊員も敬礼をした。
〇〇
本部から派遣されてきた〇〇です!防衛隊に務めてまだ1年しか経っていませんが、皆さんの役に立てるように頑張ります!
〇〇
よろしくお願いします!!
周りから拍手が鳴り響く
〇〇は少し照れくさそうな笑みを浮かべていた
保科宗四郎
…って事やから
保科宗四郎
君たちちゃんと把握しといてな
隊員
了!!!
保科宗四郎
ん、ええ返事や
保科宗四郎
今日はまだ時間があるし、君ら〇〇チャンに質問あるならしてええよ
保科宗四郎
かんまんよな?〇〇チャン
〇〇
あっ、ええ!
〇〇
もちろん!
保科宗四郎
ほんだら、質問ある奴は手ぇあげ____
ブーブー △△区にて、怪獣発生。 隊員は直ちに出動せよ。繰り返す △△区にて________
保科宗四郎
……質問は後回しや
保科宗四郎
早よ準備して、行こか。
〇〇
了!!
隊員
了!!!
続く。