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ゆき

……おいコラ主ついにめんどくなったからって使い回すんじゃねぇよ

ひ、ひぇぇ…ちゃ、ちゃんと供養はする!供養はするからお慈悲を〜…

ゆき

……はぁ〜、…ま、どぞ

さて、私の自己紹介でもしようか

私は氷夜(ひや) ゆき

ダークウィックアカデミーの3年生

ゆき

はぁ〜…

ゆき

苦痛……

何故こんな湿気たツラをしているのか…まぁ、簡単に言えば今日は入学式なのだが……その入学式が始まる少し前に…怪異…ちょっと前に私が捕まえた「ヘーラーの蛇」が逃げ出した…と

ゆき

私の努力返せよ!‪💢

ヘーラーの蛇は厄介極まりない怪異…それにシンプルに強い…

大我(たいが)

お〜?ゆきぃ、荒れてんなぁ笑

ゆき

うっせぇ大我!アタシの努力をどっかの野郎が無駄にしやがったんだよ!‪💢

大我(たいが)

んぁ〜?

彼は星喰大我、シノストラの3年生で寮長

シノストラはカジノを営業している寮だ

それで彼本人はサボり魔だ

まぁ、副寮長…ルルもサボり気味だが

ゆき

ったく、返せっての

ぶつくさ文句を言いながら廊下を歩く

大我(たいが)

なぁゆきぃ〜?俺に構えよ〜

ゆき

無理だわアホ!

ゆき

つーか引っ付くな‪💢

大我は引っ付き「構え構え」コールをしてくる

大我(たいが)

なぁ〜?構わねぇと噛み付くぞ〜?

ゆき

あんたずっとそれね、出会ったあん時もそうだったじゃないの

大我(たいが)

ん〜?ゆきに惚れてるから〜?

ゆき

へーへー、んじゃあたし仕事するから

大我の腕から抜け出し近くの窓から飛び降りる

大我(たいが)

あ、チッ‪…逃げんなよ‪💢

ゆき

っ…と、(外に出てる可能性も少なからず有るから外で見回りしてたら捕まえられるだろ……)

暫く周りを見てから軽く学園を一周する

ゆき

(学園見たし……あとはここ…)

ここは銀河鉄道のホーム、私たちグールは外に出る事は基本的に禁止されている

何故か…それは人に触れたら触れた人が死ぬ奴とか容赦なく人を殺してしまう人がいるからだ

(まぁ、1番は【グール】と言う存在を隠す為と【任務】に支障が来されない様にの二つがある)

ゆき

(まさかもう出て行っちゃった…?)

そんな不安が不意に襲って来た…が、何とかその不安は心配無さそうだ

ロミオ)あんたいい加減そいつを渡しな!

ゆき

!!ルル!

思わず声がした方に走って声の主…ロミオ・ルッチの名を呼ぶ

ロミオ)まーたアンタか!‪💢

ゆき

どーも〜…って、なにこれ

ロミオ…ルルから目を逸らし女の子と2人の後輩…(1人見た事ないけど)を見る

ゆき

簡潔説明

ロミオ)そこの女がヘーラーの蛇を奪った

ゆき

理解

𝑄𝑢𝑒𝑠𝑡𝑖𝑜𝑛.つまりは? 𝐴𝑛𝑠𝑤𝑒𝑟.ダルい!

ゆき

へーいそこのお姉さん?悪いことは言わないからそれを返してくれ?

ゆき

って、どっかで見たことあるな……

女の子)ビクッ……

ゆき

顔をまじまじと見る…そして、見てわかった……この子、アレだ

指名手配されてた子だ、確かここから抜け出そうとしたとか……

ゆき

〜♪フリフリ

女の子)し、しっ…ぽ?

ゆき

あ〜、気になる?気になるならここに入ることがおすすめよ

ゆき

それより…貴方がそうやって顔を隠している理由はわかったわ

ゆき

いやぁ、マヌケねルル、歩二君

ロミオ)ど、どういうこと?

ゆき

……その子のためにも言わないわ、取り敢えず…こっちに大人しく来てくれる事を推奨するわ

手を差し出すが目の前の彼女は首を横に振る

ゆき

……そう、残念ね

歩二)な、ななな、…なんでここにゆきさんが……ひ、ひぇぇ…

??)知り合いなのか?魁斗

歩二)し、知り合いも何も!ここの3年生でアイツの知り合いなんだよ!

歩二)あの星喰大我の飼い主だ、とかうちの寮長、冠氷尋の許嫁だとか!羨ましぃ!

ゆき

……あの子キャラ変わった?

ロミオ)いや、元からね

ゆき

そう……なんか心配ね

ゆき

いい精神科紹介しようか?それとも脳外科?

そんな事を話しながら女の子の背後に回り込む

女の子)!!(いつの間に_)

??)危ない!!

ゆき

ごめんねぇ、捕まってもらうよ

ハンカチを女の子の鼻に押し付け眠らせる

ゆき

っと…確保!

??)その子から手を離せ!!

ゆき

お〜怖笑光物出すんじゃねぇよクソガキ

女の子を咄嗟に抱え見た事ない多分恐らく後輩であろう褐色の男の子のお腹を蹴り上げる

??)ガハッ!(つ、つよいッ……)

ゆき

あんれ…まぁいいか

ロミオ)はぁ〜…平和的解決ってのはあんたに無いのかい!?

ゆき

あんたよりはマシだと思って欲しいわ

ロミオの手にはアサルトライフル…こちとら素手だから褒めて欲しいもんだわ

歩二君は腰を抜かしその場に座り込んだ

ゆき

ルル、この子抜け出そうとした子だよ

ロミオ)なんだい、じゃあ殺しちゃダメじゃないか

ゆき

そ、怖い怖いよほんと……

ゆき

あ〜そうそう!歩二君、その子の介抱頼むわね

歩二)は、ひゃぃ…(こ、こえぇぇー!!!)

ルルの隣を歩いていると……突然、ベールが姿を変え指輪の形に…彼女の薬指にスッポリとハマった

ゆき

!!マジか……

ロミオ)あ、あんた…これ……

ゆき

シーこのまんま運んで学園に渡すわよ

叡智の指輪…伝説と言われるほど珍しく高価なもの…恐らく学園長も見た事ないかも、って感じかな

ゆき

んじゃ、お願いしますね

私はルルと別れ女の子を医務室に届けてから廊下を練り歩く

ゆき

(取り敢えず…入学式がもうちょっとしたらあるし…会場に行こうかしら…)

暇だし…と、思いながら会場に向かおうと足を向ける

ゆき

あーあー!なぁんで私が見つけたものがぁ…うわ!なんかムカつく!モービー先生とかハイドとかに駄々こねてやろ!

ぶつくさ文句を言いながら廊下を歩いていると…後ろから声を掛けられた

伯玖(はく)

およ?ゆきさんじゃねぇか

ゆき

ん〜?伯玖君じゃないか

後ろを振り向くと…そこには少しお疲れモードの伯玖君が居た

ゆき

お疲れ様、笑逃げ出した子アンタが連れてきたんだっけ?

伯玖(はく)

え〜、そうですよ……

ゆき

おっと…

伯玖君は私の肩に顔を乗せ死にそうな声を上げる

伯玖(はく)

あ"〜……もう本当疲れた…

ゆき

へいへい、お疲れさん笑

伯玖君の頭を優しく撫でるとグリグリと頭をこすり付けて来た

ゆき

ほらほら、入学式あるしとっとと行くよ

伯玖(はく)

やだぁ…もうちょい休憩〜……

ゆき

私の方が任務出てるんだからな?( *¯ ꒳¯*)フフン

伯玖(はく)

お前さんの体力が化け物なだけだろ……

ゆき

いんや?雑魚い

伯玖(はく)

こっわ……

ゆき

ほらほら〜赤ちゃん動きまちゅよ〜

伯玖君を抱き締め歩き始める

伯玖(はく)

はぁ〜…お前さんは癒しだなぁ

ゆき

1年の頃から私は癒し担当よ?(※全然違います)

伯玖(はく)

……それは…ないな

ゆき

おっ、いい度胸だな今度の合同任務覚悟しろよ

伯玖(はく)

ほら出た笑

ゆき

全く…ほら、離れていくよ

伯玖君は渋々ながらも離れた

ゆき

隈まで作って…何したらそうなるのよ

伯玖(はく)

任務……

ゆき

いやそれはわかるから

伯玖君の目元を撫でる

ゆき

無理しちゃだめでしょ、ほら行くよ

伯玖(はく)

!!はぁ〜…///(超可愛い…)

ゆき

何してんのよ、そこにしゃがみこんだら邪魔よ

伯玖君の手を引っ張り立たせて引き摺るような形で連れて行く

とあるグールは愛され症

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コメント

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ユーザー
ユーザー

し、しばらく物語見れなくてすいません。。。自分の描いている物語に夢中になったり離任式の原稿(2枚)覚えなきゃいけなくて時間がありませんでした。他にも足が全体的に湿疹できたり飼い猫が手術したり(結局は言い訳)まとめて見させていただきます!今回も最高でした!

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