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悠仁
七夕
織姫は機織の上手な働き者、彦星も又働き者で天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、彦星は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離した。ただ年に1度、7月7日だけ天帝は会うことをゆるし、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができた。しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず彦星も彼女に会うことができない。そのためこの日に降る雨は催涙雨とも呼ばれ、織姫と彦星が流す涙といわれている。
双子の弟に聞いた話だった_
悠仁
悠仁
悠仁
悠仁
悠仁
応答なし
悠仁
応答なし
悠仁
応答なし
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
悠仁
前世の影響なのか体の弱い宿儺は 簡単に外に出られなかった。
宿儺
だから、俺が手を引いて連れて行く。 今日は七夕。天の川が見られることを期待して。
悠仁
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
悠仁
宿儺
悠仁
悠仁
宿儺
今の宿儺には前世の記憶は無い。
双子は不吉の象徴だ、と後に生まれた方に呪いの王の名前を付けた。 まともに取らせて貰えなかった食事 冷たい視線 たった数分の違い 捻くれるのもおかしくない。 まあそこも愛らしいのだが
悠仁
宿儺
七夕についての話をする宿儺の横顔 に見惚れる。宿儺は本をよく読み、 知識が豊富で、何処かに連れて行くたびに話を聞かせてくれた。
悠仁
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
宿儺
悠仁
悠仁
宿儺
悠仁
悠仁
宿儺
手を差し出せばそっと冷たい手が当たる。
悠仁
悠仁
二人の、無計画な家出が始まった。