クソガキ

りうちゃんとお別れした後あるところへ向かう。

廊下を歩き向かっている先は隣のクラス。

嫌そうな目で僕を見下ろす彼はまろちゃん。

一応まろちゃんとは約半年間お付き合いをしている。

デートも何回も繰り返し何度も身体を重ねている。

僕が彼に一目惚れし猛アプローチを続けて告白を受け入れてくれた。

この反応も慣れっこなのでスルーする。

彼の腕を掴み距離を縮める。

顔を真っ赤にしながら口元を隠す。

顔面が優勝しているが、ツンデレなうぶな彼。

そう言いながらも中庭に移動する。

夏の終わりかけだがまだまだ日差しが強い。

髪が少しだけ長いため余計に熱い。

熱さに弱い彼は少しだるそうにこっちにくる。

少し子どもっぽくはしゃぐ彼。

箸で卵焼きをつまみ、口の中へ運ぶ彼を見ながら自分も弁当をいただく。

目を輝かせながらもう1つの卵焼きも1口でペロリと食べてしまった。

自分の弁当から卵焼きをつまみ食べようとすると

少し考えあるイタズラを閃いた。

箸を彼の方に向けてあーんの体制になる。

恥ずかしがりながらも口を開けて待つ彼。

その瞬間自分の口の中に卵焼きを入れ食べる。

卵焼きを頬張る。

まろちゃんの恥ずかしがっている顔も見れて満足していると、

雄の目に豹変した彼は僕のシャツの襟を引っ張りまだ卵焼きが入っている口にキスをする。

口の中に舌を入れ食べている途中だった卵焼きを食べるまろちゃん。

強制口移し。

彼とキスは何回もしたことがある。

フレンチなキスからディープキスまであるが口移しは初めてで頭の中が真っ白になる。

僕の口の中の卵焼きを食べ終わり口を離す。

彼を見ると頬を赤く染めて息を荒くしていた。

普段外でキスや手を繋ぐことも拒むのに今は彼自身を抑えるのに必死な様子だ。

シャツの上から僕の胸元を撫でる。

さっきの彼とは思えないほど性格が変わっている。

いや、

変わったんじゃない。

これが本来の彼の姿。

彼の見下ろす目がたまらなく好き。

彼の膝にまたがり向き合う形になる。

すると彼はまた雄の顔になる。

あれからまろちゃんに無理矢理校舎裏に連れてこられ無理矢理挿れられた。

羞恥を晒すようなこの行為が恥ずかしくてたまらない。

雄の発情期のような表情を見せて淫らに腰を動かす彼。

その姿に興奮を覚え彼を求める自分。

口をニヤつかせ僕の腰を持ち思いっきり奥を突く。

後頭部を掴み顔を近づけてくる。

シャツの襟を掴みこちらに引っ張ってキスをする。

そう言いナカを思いっきり締める。

すると彼のモノがおっきくなり、

余裕のない顔を見せ最後の一突きをし、同時に僕のナカに種付けする。

身体の力が抜けて疲れが脳を襲う。

彼も疲れきっている。

汗でお互いシャツで身体が透けている。

そこにまた興奮を覚える。

自分のアナに彼のモノを擦り発情期の雌猫のように見せる。

クソガキ。

END