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6days.

ブルック

...今日もまた、雨ですね

出航するまで、あと二日。

今日こそは、彼女に会いに行きたい

彼女と、言葉を交わしたい

思いが通じあっている私たちなら

なにも、怖いことは無いと思った

2本の傘を、手に持った。

もちろん1本は、彼女にプレゼントするために

そして、また私は昨日の場所を目指す。

会えると、信じているから

やっぱり彼女は、そこにいた

今日は、少し控えめに

涙だけをこぼしていた。

夢主

...っ、ぐすっ、、

彼女の心と比例するように、

雨の量は多くなる。

また、強くなっていく。

夢主

ブルック、、に、会いたいっ、泣

その声を聞いた時、私は

おもむろに彼女に近づいた

そして、彼女を守るように傘を差した

彼女は、泣くのを辞めた。

ブルック

...やっと、泣きやみましたか?

ブルック

風邪をひいてしまいますよ

びくりと肩を震わせた

昨日から、彼女を止めていればよかった

彼女の服は濡れたままで、

日に日に体調が悪くなっていく

夢主

なんで、ここが、、?

濡れた髪から、滴る水

白いワンピースではなく、

白いパジャマだった

ブルック

貴方が私を呼ぶ声が聞こえたからです

服から覗かせた細い腕

私があげた靴に映える白い足

夢主

本当に、?

ずっと、気付かないふりをしてきた

でも、もう、隠せそうにない

あなたの事を、好きになってしまった

麦わらの一味の音楽家は、長く生きられない彼女と出会った

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