さき
ふわぁ
さき
今日学校休みか。
さき
おはよう。
紺
おはようございます。
紺
料理なら済ませてあるので食べてください。
さき
分かった。
さき
いただきます。
さき
(もぐもぐ)
10時30分
さき
でかけてくるから。
紺
お気をつけて。
さき
行ってきます。
10分後
湖和
君さ、
さき
ん?
湖和
ここと違うところに興味ない?
さき
え?
誰?この人。
さき
やっないですね。
湖和
行きたいと思わない?この国の反対に。
湖和
来てみようよ。
さき
やっ!
引っ張らないで!
虚棚
何してんだ!
さき
虚棚!
湖和
ただこの世界の反対に誘っただけさ。
さき
……
湖和
行ってみようよ。
さき
私は行きた…
湖和
なら行きたいなら俺の方行きたくないなら
あの人の方に行って。
あの人の方に行って。
さき
…………
あれっ体が勝手に
私は虚棚の方に行きたいのに!
虚棚
うっ嘘だろ。
紺
小声(魔法解除)
さき
はっ!
よしっ!虚棚の方に。
湖和
あっ兄上
紺
何してんだ!
さき
え?兄上って…
湖和
せっかくいいとこだったのに。
紺
操って行かせようとしただろ!
湖和
だってふやしたいとおもわないの?
紺
思うはずか!
さき
何話してるのかよく分かんない…
湖和
…なんで人間の味方すんだよ。
紺
………
湖和
何でだよ!
紺
分かってるだろ。人間も俺たちも同じ
生き物だ。
生き物だ。
湖和
けど……
さき
どういうこと?紺
紺
あ…言ってないですね。
湖和
俺らは魔法人の
紺
ドラゴンなんです。
さき
え?!
湖和
(ニヤ)今日は兄上を故郷に帰らせる!
紺
俺とお前では…
湖和
兄上だからって手加減しないよ。
ドカッ
トサッ
紺
なかなかやるな。
虚棚
兄上こそ。
バッ
カッ
ドンッ
紺
ぐはっ!
湖和
俺は、進化してるから前とは違うから。
紺
(血が…)
許せない
紺に血を…
さき
よし。
あっだめっ
あの時
紺
吸血鬼に人前でなってはいけません。
さき
何で?
紺
なったら自然と噛みつきに行きます。
紺
噛みつかれた人は死んでしまいます。
さき
え!
紺
だから何があってもなってはいけません。
って言ってた。
だめっ私…
もう我慢できない。
ピカッ
さき
…………許さない…
紺
さき様!そのすがたに…
虚棚
うっ嘘だろっ!
が……
さき
ハァハァ
かみたくない。
死んでしまう。
紺
あ…(頑張って抑えてる…)
バッ
さき
ハァハァ
良かった。
ピカッ
虚棚
またあの時と…
さき
………
虚棚
あの姿…
さき
誰にも言わないでね。
さき
そのこと。
虚棚
あ…うん。
その時
湖和
どうして…
紺
俺は、お前を助けたわけじゃない。
湖和
……………
紺
同じ生き物として死なせたくなかった
だけで。
だけで。
湖和
……………
紺
だから二度とこんなことするな。
きづつくのはお前だけじゃない。
きづつくのはお前だけじゃない。
湖和
(コク)
紺
お前は帰れ。俺はここにいる。
湖和
………
ピカッ
さき
あ…戻ってきた。
紺
さき様。怪我などされてませんか?
さき
大丈夫だけど…紺は?
紺
うっ
バタッ
さき
紺!
2時間後
紺
もう大丈夫です。
さき
良かった。……
紺
やっぱりおどろきましたか?
さき
え?
紺
ドラゴンということ。
さき
うん。何で連れてこうとしたの?
さき
ちゃんと教えて。誰にも言わないから。
紺
はい。ドラゴンは人間を食べて
さき
え!
紺
ドラゴンにする。
紺
人間を食べたドラゴンは、無限の力を手にして人をおそう。
さき
え!
紺
湖和は、そのことを知らないと思う。
紺
私が知ってるのはこれだけです。
さき
ありがとう。言ってくれて。
私を食べるってことだったの?
次の日
また次回
湖和
あー普段言わないこと話で言うとか
変な感じだった。
変な感じだった。
紺
敬語のときと違うとき空気めっちゃ
変わっとんねん。せやから役が裏と
表があるみたいやったわ。
変わっとんねん。せやから役が裏と
表があるみたいやったわ。
さき
そうかな?
紺
そうだった。せやかてこんなとこで
終わりにするけん、いいよな。
終わりにするけん、いいよな。
虚棚
いいと思うぜ。
虚棚
せやな。







