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薔
あれ？お前まだ居たのか
雪夏
あ、はい！あの…
雪夏
この組織の中、構造をよく知らないので一緒に探検しませんかと…
薔
まぁそれもいいな
雪夏
あっまってください〜！💦
雪夏
ここの組織…外建てなんですけどね…
雪夏
こんな広くなかったような
薔
どうせアイツがまたなんかやってんだろ
雪夏
でもボスの能力ってテレポート、テレパシーですし…
薔
それは本人の口から聞いたのか？
雪夏
あ、は、はい！19歳の時に…使っていて聞きました
薔
わかった。半信半疑になっとく。
雪夏
…ここら辺は医務室ですね…
薔
とりあえず入るか
雪夏
えっ美紅ちゃんがいるかもしれなｯ
雪夏
…え？
雪夏
医務室のはずじゃ…
雪夏
こんな所見たことないです…
薔
一応警戒しとくか。
雪夏
き、気を付けてくださいね…
雪夏
くっっらい…
雪夏
何も見えないんですが…
薔
ｶﾁｯ(※火)
雪夏
わっ
雪夏
…古い…神社？
雪夏
年季が入ってそうな…
雪夏
というか、こんな場所あったのすら知らないです…
薔
中入ってみっか
雪夏
えぇ！？
雪夏
…ここ…は？
雪夏
牢屋のような…
薔
ここほんとにどうなってんだ？
…誰だお前ら
(影のように姿が見えない)
雪夏
え！？人…？
薔
ｽｯ…(雪夏の前に立つ)
…なんで来た？
薔
すいません少し迷子になってしまって…笑
お前ら
姉さんの組織の人間か
雪夏
姉さん…？？
薔
ボスのことでしょうか？ﾆｺﾆｺ
…
嘘下手かお前
ボスの事ではあるが、その気色悪ぃ笑みやめろ
薔
悪ぃな礼儀は大切にって言われてんだよ笑
そうか。
ここは俺の部屋だ。さっさと帰れ
用があって入ってきたわけじゃないだろ
薔
まぁ出ては行くがお前の事が知りたいな
…俺？
ボスの妹だが
薔
ここの建物はどうなってる？お前はなんでここにいる
ここの建物については俺も知らん
俺はただ待機してるだけだ
薔
そうか。
薔
ｽｯ…(背を向け帰ろうとするが…)
薔
…ﾌﾞﾝｯ(ナイフをぶん投げる)
あ”？(ナイフの持ち手をキャッチ)
なんだお前。
薔
いや〜お前は死ぬんかなって
姉さんが死なないからって俺も死なないか試したのか
薔
まぁそもそもナイフ当たらなかったからもういいや
雪夏
あっちょっと💦
…このままじゃ彼奴らには到底クリア出来ない
ｼﾞｬﾗ…
…姉さんごめん
雪夏
はぁ…はぁ…
雪夏
あの人誰なんですかね…💦
薔
そんなんわかんねぇよ
雪夏
ま、まぁ…あの人もボスの妹とは言ってましたけど…
薔
…これって燃やせるのか？
雪夏
え！？なんで燃やそうとするんですか！？💦
薔
いや〜どんな感じに燃えるのかなーって
雪夏
古くても神社は神社ですし💦何があるか分かりませんよ！？
薔
まぁ確かに神への冒涜はアイツに怒られるな
雪夏
…アイツ…？？
薔
ちょっとした知り合いだよ
雪夏
宗教的な…？？
薔
まぁそう思っといた方が簡単か
雪夏
うーん…よくわかんないですけど…薔さんにひとつ聞きたくて
雪夏
…あの人の姿…見えました？
雪夏
火で照らしてましたよね…？
薔
うーん…影しか見えなかったような…
雪夏
私も同じです…ぼやぼやしたような影しか見えず…
薔
ここにいる奴は大体人間じゃないって考えた方がいいだろ
雪夏
美紅ちゃんとか人間ですけどね…
薔
普通の人間じゃないからノーカンだ
雪夏
た、確かに…（？）
雪夏
これからどうしますか…？他のところも探索しますか？
薔
まぁそうだな
雪夏
あっ！💦すぐ置いてかないで下さいぃ泣
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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