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あるところ｡
葵という女の子がいました。
その子にはある男の子。相原譲先輩を探していて。
そう。葵ちゃんの人生は。
人生は。
チリリリリリン
チリリリリリン
チリリリ―ガッ
葵
ぎゃ
葵
んーもうー。
葵
なんなのよ！
葵
んー？
葵
ち、
葵
ち、
葵
遅刻だああああああ！
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
葵
お母さん！なんで起こしてくれなかったの？！
お母さん
仕方ないでしょ。
お母さん
もう。高校生にもなって…
葵
もー。
私。高校二年生。紅月葵。
今日は転校初日。
葵
もー！
葵
転校初日なのにー！
葵
お母さんってばそういう時だけ！
お母さん
なんか言った？
葵
もう！知らない！ふん！
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
葵
はあー。
葵
間に合ってよかった…
葵
全くもう…お母さんったら…
職員室
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
葵
すう…
葵
おはようございますっ！
先生
おっ！やっときたね
先生
じゃあ教室に案内してあげようか。
先生
では、けいとくん？
先生
よろしくね。
けいと
はい！
葵
(わあー)
葵
(私の探してる王子様に似てる…)
けいと
―おいちゃーん？あおいちゃーん？
葵
はっ、はいっ！
けいと
おっ、いい返事♪
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
葵
―っ//////////
けいと
かーわいー♪あ・お・い・ちゃん♪
葵
―っ////////////
今回のシンデレラガール。どうだったでしょうか。
次がきになりますね！
♡1000きたら、次回の部、シンデレラガールを書きます。
よろしくお願いします！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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