俺たちの物語！

緒斗との電話が終わった

今日も泊まるらしい

うれしい

そういい夢を見る

いつも見るのは緒斗の夢

理由は分からないが、俺にとって

嬉しいことなのでありがたい

安定して可愛い(((

この時間がリアルでもあればいいのに

そんな考えが脳裏によぎる

緒斗は俺の事

どう思っているんだろうか

夢でもいいが、聞いてみたい

現実なら

緒斗は笑って

そう？ありがと！

などと言い

心の中で

母親のことなどを考えるんだろうな

夢でいつもこの質問をする

返事を聞けたことは無い

聞く寸前で

目が覚めるからだ

いつも思う

ポーカーフェイスだなーと

照れても顔に出さない

それは俺もだけど

そんなことを言いながらスペシャルを溜める

スプラの俺の立ち回りは敵陣侵入、中央を味方に任せて敵陣を荒らす。

これが基本形だ

そう言ってウルトラハンコを投げる

ぼろ負けした

次の試合は

いいこと思いついた

そう言って緒斗を床に寝転ばせる

そうして緒斗は起き上がった

兄ちゃんに押し倒されました

え、どういう状況？

え、俺襲われる？

え、BLで大丈夫そ？

……辞めてくださいやめてください

惚れてまうやろ！

……起き上がらせてくれた

いいこと思いついた

さすがに直でやるのは恥ずかしいので

マスク越しにほっぺたにキスをした

緒斗が寝たことを確認する

ほっぺたに直でキスをしておいた

そろそろ眠いので寝よう

緒斗に抱きついて眠りにつく

寝る前に少し緒斗の声が聞こえたのは気のせいだろう