先生
耳を疑う言葉が聞こえ,思わず目を開いた
それと同時に脳内に流れてきたのは
聞きたくもない心の声
4人なんてそれぞれクラスに分けろよ… だるいな…
分けろという意見には同意見
だってクラスに居ると見える確率が上がるのだから。
だるいと思っているのに,にこやかに話す人間。
つくづく怖いものだなと知らされる
先生
厄介なものが入ってくる。
面倒だから目を閉じた
こえ
くに
如月 ゆう
そして静まった教室
今名前を言ったのは3人
1人足りない… ?
如月 ゆう
こったろ
忘れていたのか慌てたように言う転校生
どう考えても関わりたくない 。
先生
そんな適当な指示を出していいのか
そんな疑問を抱いたが
ふと思い出した
自分の隣は空席であることを。
こえ
虹色髪に該当するのは自分だけだろう。
心底嫌気が差す
先生
そんな自分の思いを知ることもなく
許可を出した声。
心の中で舌打ちをする
こえ
いつの間にか隣に来ていたようだ
自分は無視をする
そうすれば勝手に嫌われることだろう。
休み時間になった途端
モブ
モブ
どうでもいい話が聞こえてくる
心の声は聞こえないが,ただ耳障り。
だから自分は屋上へ向かった
こえ
自分を追いかけてきているものがいるとも知らずに。
コメント
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続きたのしみぃー! 天才ここに現る!
神すぎる✨続き楽しみにしてるね!