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純愛

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純愛

1 - 純愛

♥

303

2020年01月12日

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放課後

私は誰もいない教室に……

彼を呼んだ

実里、なんの呼出だ?

実里

あ、それは……

なんだよ

実里

え、えーっと……

実里

実里

好き!

え?

実里

真くんが好き!

実里

付き合ってくれますか!

すまん、無理だ……

実里

だよね……

いや、俺が悪いんだ……

実里

違う!

実里

私が、こんな感じだから……

違う!

俺が悪いんだ……

実里

でも……

違うって言ってんだろうが!!

実里

俺が悪いんだ……

俺は……

か、家族を……

彼は何か言おうとしたが、 過呼吸を起こして救急車で運ばれた

だから……

彼が、私に言おうとしたことは、 私はまだ知らない……

それから数年後

私は、カフェで働いている

実里

いらっしゃいませ

実里

あちらのお席どうぞ

店長

実里ちゃん、あそこの席にこれ持ってて

実里

わかりました

実里

実里

はい、こちら、ブレンドコーヒーです

はい、どうも

うーん!いい香りだ!

私ね、ここのコーヒーが一番好きなんだよ

実里

ありがとうございます

店長

今後もお願いしますね!

ああ、もちろんだよ

その時、 私は、店内のテレビに目をやった

私は目を疑った

数年前、 私が女子高生だった頃に告白した……

あの男だった

私は、仕事を終えて 家に帰ってくると……

実里ちゃん、おかえりー

実里

え、なんで…

捕まったはずの男が……

実里ちゃん、俺だよ

お前が大好きな……

俺だよ?

実里

キャーー!

実里

はっ!

私は、夢を見ていた……

のか?

実里ちゃーん!

実里

あ!

実里

夢じゃないのか?

寝ないでよー

もっと、俺と……

遊ぼ?

私は夢だと信じて

目を閉じた

目を開けると……

仕事場にいた……

店長

実里ちゃん、どうした?

実里

い、いや……

コーヒー飲むか?

実里

いやいや!どうぞ!

実里

ちょっと疲れただけですから!

やっぱり、夢を見ていたようだ

しかし、妙にリアルな夢だったが……

今日は、仕事を早く切り上げて、 友達と会う約束をしている

実里ちゃーん!

遅れてごめんね!

実里

え、えぇ?

これも夢か?

夢なら早く覚めてくれ!

と、私は願っていた……

しかし……

突然、場所が変わり……

久々に実里に会えて嬉しいよ

実里

え…

実里

ここは?

ここは刑務所の中だよ

そして、この部屋は、僕と君の愛の巣だよ

実里

愛の巣?

実里

私たち、付き合ってもないのに?

いや、実里は、まだ諦めてない

俺と付き合うことを……

実里

え、どういうことなの……

これは、夢なの?

現実なの?

私が、彼を諦めてない?

そんなわけない……

ただ……

あの言葉の続きは……

本当に「殺した」なのか?

実里

はっ!

実里

やっぱりまた夢か……

その時、 部屋のテレビが勝手に点いた……

実里

え…

私は、とりあえず、 カフェに来てみた

実里

あ、店長!

店長

なんだい?

実里

警察の人来ましたか?

店長

いや、来てないよ

実里

そうですか……

私が、家に帰ろうと、 外に出ると……

警察

すいません、実里さんですか?

実里

あ、はい……

警察

とりあえず座って話聞かせてもらいますね

実里

はい……

店長

警察の方、コーヒーいりますかー

警察

いえ、大丈夫です

警察

警察

えー、あなたと被告の関係は……

実里

高校の同級生です

実里

一度、告白したんですが、振られてしまって……

警察

なるほど……

警察

その時の彼の言動は……

実里

実里

いえ、特に変わったことは……

警察

わかりました。

警察

では、明日、被告と面会できますか?

実里

実里

え、あ……

実里

はい、大丈夫です

その夜

実里、実里ーいるか?

今日は学生時代の彼だった

実里

いるよ

なぁ、コーヒー飲まないか?

実里

え、でも……

私はコーヒーが苦手だった

大丈夫だって、ここのコーヒー美味いから

実里

え、そうかな……

はい、コーヒー

実里

実里

美味しい……

だろ?

実里

どこの店?

純喫茶 純

だよ

実里

へぇー

私が働いているカフェだ……

夢を見ているうちに、 昔の記憶が……

私は、彼と行ったカフェのコーヒーが、 忘れられず……

あのカフェで働いていたのか……

そして、面会の日

私は、不思議と、緊張せず……

まるで、デートに行くような格好で、 面会に訪れていた……

実里

真……

実里

私はあなたが好き!

実里

だから……

実里

ひとつ聞きたいことがある

実里

実里

私が、あなたに初めて告白した時

実里

あなたが私に言おうとした……

かぞくを……

実里

あの続きはなに?

実里

本当にあなたは家族を殺したの?

しかし、 彼は一言もしゃべらない……

実里

もし、あなたが本当に家族を殺したとしても!私はあなたが好き!

実里

だから……

私は、面会室の仕切りの窓に手を当て……

実里

あなたも、私のことを好きなら……

実里

ここに手を当てて

彼は、私を見て少し微笑んだ

そして、 彼は、手を仕切りの窓に……

手を当てた

実里

実里

ありがとう……

実里

私は、信じてるよ……

実里

あなたのことを……

彼は小さく頷き、微笑んだ

そして、私は仕事に戻った

けれど、今までとは、違って……

彼の想いを胸に、コーヒーを運んでいる

事件の真相は、未だ、謎だが……

私は、彼を愛している

もし、本当に殺人犯でも……

私は、彼を一生愛している

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コメント

3

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スカイさん!コンニチハ! なちぴちゃんの配信あんまり見れなかったから本物の投稿に来た! 真は殺人犯なのか────!?!?!? どんなんだろ────……?

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