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私は人魚姫
私の王子様は晴海という少年だった
かっこよくて
優しい
そんな彼が好き
幸
晴海
幸
幸
晴海
これは
私の小さい頃の記憶
確か十数年前のお話
今から綴るのは
私の物語
幸
晴海
幸
晴海
晴海
幸
晴海
晴海
幸
幸
晴海
幸
晴海
幸
幸
なんで?
私は晴海の前じゃ強がるの?
ねぇ
神様教えてよ
幸
陽菜
陽菜
陽菜
幸
幸
幸
私は思い切り
陽菜の頬を突っぱねた
陽菜
幸
陽菜
陽菜
晴海
幸
陽菜
晴海
陽菜
陽菜
晴海
幸
陽菜は
私が晴海の事が好きなの
知ってるはずなのに
私も行こう
夕方5時にて
晴海
陽菜
陽菜
晴海
…
そっか
そうだよね
私は
身をひかなきゃなのか
自然と涙が溢れた
止まらない
直後に声が出た
幸
幸
幸
足音が聞こえる
一人ぶんの足音が
そして
その足音は止まった
陽菜
幸
幸
幸
私は走る
いや
逃げた
自分は愚かだ
そして
走った
そして着いたのは
海だった
綺麗なさざ波が聞こえる
私はその中へ入る
そして
ゆっくり海底へ落ちていく
そして意識もゆっくりゆっくりと
落ちていく
これが 私のお話