上司
実瑠華
上司
実瑠華
上司
実瑠華
上司
実瑠華
実瑠華 身長155㌢、体重45㌔ 見た目めちゃ可愛い 中身ツンデレ、度胸あり
訳アリで梵天勤めてます 上の部屋には例の奴らが… 初めて会うから殺されるかも…
実瑠華
上司
上司
実瑠華
同僚
実瑠華
実瑠華
バタン
実瑠華
最近入った奴がいるらしい
今までの俺ならドーデも良かったけど
コイツだけはどーも気になる
なんでも、入社初日に
パワハラ男上司にお茶ぶっ掛けたらしィ
蘭
コンコンコン
失礼します
蘭
コンコンコン
失礼します
実瑠華
蘭
最初に目が合ったのは紫のタレ眉
めっちゃ美人だなぁ
てか全員勢揃いしてるじゃん!!
やっぱり殺される……
春千夜
実瑠華
蘭
蘭
え、めっちゃ近づいてくるじゃん
あ、目の前で止まりやがった
蘭
実瑠華
蘭
…は?
なんで顔掴まれてんの私
実瑠華
蘭
蘭
実瑠華
蘭
蘭
うざい
うるさい
何コイツ
蘭
蘭
実瑠華
ガブッ、!
普通の女社員なら喜んで引き受けただろう。でも私にはコイツの良さが顔ぐらいしかないと思うから一緒に仕事なんて到底無理。自分の立場を利用して口説いてくるこの紫にすごく腹が立ち、コイツの手を思いっきり噛んだ
…ん?
…噛んでしまったのだ!!
竜胆
マイキー
春千夜
蘭
あ…これ死ぬやつだ ここで殺される
せめてもの償いで噛んでしまってくっきりと付いた歯型をなぞるように舐めてみた。きっと痛みが和らぐとかではない。
今までありがとう
俺が狙ってたやつが都合よく目の前に現れた
やっぱり俺はついてンな、そう思いながらコイツの頬を鷲掴む
実瑠華
予想通りめちゃくちゃ困惑しているその姿は可愛くて仕方がなかった
蘭
多分抵抗しているンだろーけど俺が鷲掴みにしているせいで上手く喋れていない
それすらも愛おしくてたまらない
久しぶりに直感に近いものを感じた
蘭
蘭
蘭
蘭
俺はらしくもなくかなり必死で口説いた
だって今引き繋いでおかないときっとどっかに行っちまうからな
実瑠華
ガブッ!!
蘭
何が起こったのか分からなかった
今、口説いていた女に手を噛まれた。それも歯型がくっきりと付くぐらい思いっきり噛まれた
周りの奴らは次々に持っていたものを落としながら此方を凝視する。
さすがのコイツも幹部という自分よりも上である立場の奴に噛み付いてしまったことの重大さに気付いたのか、気持ち程度に歯型をなぞるように舐めた
コイツは馬鹿だ。 上司にお茶ぶっ掛けたことは本当のようだ。上司よりも格上である俺に噛みつくなんて自殺行為にも程がある。でも殺されることが怖いのか焦りの色を見せながら必死に舐める姿はすごく可愛い。
蘭
蘭
マイキー
蘭
竜胆
マイキー
実瑠華
やばいことになった、と言わンばかりに肩を震わせながら俺と竜胆と首領を忙しそうに見ている。
生憎だが俺も狂ってる。だからコイツをドロドロに甘やかして、沼らせて、泣かせて、縋らせて、…俺なしじゃ行きていけないくらいに惚れさせたい。
そんなに震えンなよw。俺の事噛んだ代償だよなァ?たくさん甘やかしてやンよ。
蘭
蘭
実瑠華
バタンッ
未だに凝視している奴らを置いて、嫌がるコイツを担ぎながら部屋を後にした。
嫌々しているコイツも可愛い。
こうして俺は、馬鹿ツンデレ部下を甘やかして阿呆デレデレ部下にするために全力を注ぐことにした。
実瑠華
蘭
実瑠華
まだ懲りねーのか。とか思いながらもコイツに飛びっきりの笑顔を向けた
次回→1500♡
コメント
3件
主人公の名前の読み方がわかりません(T ^ T) あと神作な予感がします!