こころん
こころん
こころん
こころん
こころん
こころん
こころん
今は夕方*(^o^)/*
学校の帰り道
いつもと同じ
道、時間が
いつもよりも
短く、早く
感じる
それは『君』がいるからかな
『❤️』くん
❤️
君は
小さく
震えながら
僕の名前を
言う
💙
❤️
君は少し黙り
小さく口を開く
❤️
そう僕達は受験生
つまり卒業生だ
僕達は『親友』だけの関係で
同じ道を歩もうとは考えなかった
いや正確には
『考えられなかった』
僕が❤️くんと隣にいると
足でまといだ
だから別々の大学を選んだ
💙
❤️
君は少し
少しだけ
目に涙をため
僕に言う
僕は「少し寂しいのかな」
なんて、
小さく期待を持ってしまった
ここまで見てきた子は分かるだろう
❤️くんは『親友』でもあり
僕の『想い人』だ
❤️
❤️
💙
💙
❤️
僕は拗ねた振りをして
そっぽを向いた
なんで『振り』だって?
困ってる顔も
可愛いからね
❤️
予想どうり
君の仕草は可愛いな
僕の顔は
君の綺麗な髪色よりも
赤いなんて
見せたくない
❤️
💙
💙
💙
❤️
君から貰いたかったのもあるし
何か欲しいのも本音だ
君は呆れた顔でカバンの中を探す
❤️
何かを見つけたと思い
顔を見ると
呆れ顔から赤面に
💙
❤️
💙
まさか、
と、思う自分を殴りたい
❤️
と、出してきたのは
『キャンディー』
💙
❤️
君が震える中
キャンディーを口へ含んだ
優しく、少し甘酸っぱい
『いちご』味
❤️
💙
❤️
💙
思い出した瞬間顔が熱くなり
気持ちを抑えられず
強引にキスをした
そして
💙
と、その『返事』をした
キャンディーの意味
『好き』