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ミョウジナマエ

ッ!!

危ない。なんて言葉は声にもならなくって。

音にする前に、ただひたすらに。 身体が動いていた。

女の子

ゔえ゙え゙え゙え゙ん゙ッ!!!

女の子の悲痛な叫びを聞いて、私は安心した。 良かった。助かったんだね、って。

色んな大人にいっぱい怒られるだろうから、私は君を慰めなくちゃ。

ミョウジナマエ

笑、って?

女の子

ひっ゙く……ゔん

ああ死ぬな、って本能的に悟った。 でもきっとこれは名誉の死。

だって私は、最後の最後まで人を守って、人を笑わせて────

 

そう、そして死ねたんだから。

ミョウジナマエ

っ、え?

ミョウジナマエ

なに、ここ…天国とか?

ミョウジナマエ

いやだなあ、私仏教でも神道でもないんだけど。

ミョウジナマエ

あれ、キリストだったっけ。

まあ、なんでもいいけど。

────なんだか。

やけに草木が高いな。

 

────ナマエちゃん?

 

どうしたの、具合悪い?

ミョウジナマエ

……てんし、さま?

思わず、そう呟いていた。 周りの草木といい、目の前の可憐な女の子といい。 ここが天国でないというなら、一体どこなのだろうというくらい、ここはまさにエデンであった。

 

てん…?

乾赤音(幼少期)

あかねはあかねだよ?

乾赤音(幼少期)

どうしちゃったの、ナマエちゃん。

ミョウジナマエ

あか、ね…?

乾赤音(幼少期)

うん、あかね!

ミョウジナマエ

そ、か。あかねちゃんか…

乾赤音(幼少期)

ナマエちゃん、顔が青いよ?お空みたい。

乾赤音(幼少期)

でもね、あかね知ってる!良くないんでしょ、それ!

乾赤音(幼少期)

うーん、おうち帰ろっか!

乾赤音(幼少期)

あかねが、ナマエちゃんのこと送ったげる!

ありがとう。 私はそう言えただろうか。

あかねちゃんに言われるがまま、私の家だという場所に連れられて、母だという人にベットに押し込まれた。

そんな中、私はただただ考えていた。

ミョウジナマエ

(私、死んじゃったはずじゃ)

ミョウジナマエ

(これは、夢?)

否。

ミョウジナマエ

(これは、現実?)

その問いに、答えはない。

ミョウジナマエ

あかねちゃんって、一体。

ミョウジナマエ

わたしって、いったい。

あかねちゃんは天使じゃない。 少し幼いようだけど…多分。ううん、絶対。

あの子は、乾赤音だ。

東京卍リベンジャーズ。

私が好きだった漫画の、登場人物。

ミョウジナマエ

ゆめじゃない。

ミョウジナマエ

(ならわたしは、彼女を助けられるのかもしれない)

ミョウジナマエ

(たとえ、夢であっても)

ミョウジナマエ

これにはきっと意味がある。

そう呟いてから、私の意識は奥深くへと追いやられた。

ミョウジナマエ

夢主(ミョウジナマエ)
自己犠牲の精神が強く、人の笑顔が好きな人。
この度、転生を経験。
同時に、乾赤音の救済を決意。
今後、九井一と一緒に乾赤音を崇める予定。

乾赤音(幼少期)

乾赤音(いぬいあかね)
まだ4歳。
来年弟が生まれる。
夢主に天使と見間違えられた子。
夢主の家の隣に住んでる。

ここまでの設定 乾赤音と夢主は幼なじみ関係にあります。 乾赤音と夢主は同い歳です。 原作開始地点が2005年として、現在は1988年を想定。 まだ乾青宗と九井一は生まれてません。

願望じゃない、これは絶対。

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