よろけた僕を
抱きしめてくれた
君の体からは
お日様のような
心が温まる
そんなような匂いがした
ころ
あ、、、
ころ
ありがと、、、
さと
送ってくよ
さと
話したいことあるし
話したいこと、、、?
ころ
わかった
ころ
じゃあお願いします
さと
、、、ん
さと
ねぇころ
ころ
なに?
名前を呼んでもらえた
それだけで泣きそうだ
さと
ごめんね
ころ
へ?
さと
何も悪くないころを
さと
攻めて無視して
さと
ごめん
さと
ちゃんと頭悪いのにも
さと
話聞いた
さと
俺が悪かった
ころ
別にもうすぎた事だし
ころ
僕は気にしてないから
嘘だ
本当は苦しかった
別に信じて貰えなかったのは
僕がその程度だったから
でもそれ以上に
無視されたのが苦しかった
ころ
許してるからさ
ころ
また僕と話してよ
それだけで
僕の気持ちは
楽になるから
さと
ありがと
さと
どうやって話してたか
さと
分からなくなりそうだけど
さと
またころと話せて嬉しいよ
ころ
僕も、、、
ころ
さとくんと話せて嬉しい
桜の蕾が芽吹き始めた頃
また僕は君と話せるようになった
その事に心が踊っていて
僕は近づいた死を
忘れてたんだ