薄暗い世界
何も見えない先
絶望の中
一人、孤独に生きている僕
もう嫌だ
何も考えたくない
何も見たくない
何も頑張りたくない
何もしたくない
そんな僕の目の前に現れたのは
君だった。
僕と君はすぐに意気投合した
お互いの環境が似ていたから
だからだろうか
君を見ていると凄い胸が苦しく、痛くなる
君は僕に夢を話してくれた
「私の夢は皆が笑顔でいられる世界を創る」
そう、君は希望に満ちていた目をして僕に話してくれていた
だけど、君は
捕まって殺された
僕は何も出来なかった
僕はただ君が捕まって目の前で殺されるのを見るだけしか出来なかった
僕がもっと強ければ
僕にもっと力があれば
だから僕は
人一倍努力して
君の夢を叶えたい
その一心で走り続けた。努力してきた。沢山の事を積み重ねてきた
そして僕は夢を叶えた
夢を叶えた、僕らが見たい世界
僕が望んでいた世界が此処にあるのに
全てがあるのに
君だけがいなかった
君は僕に夢を託してくれた
なのに僕は君に何もしてあげられなかった
だからせめて
天国で出会った時に
胸を張って過去を話せるように
僕はこれからも頑張り続けるんだ
今も何処かで知らない人が泣いている
そんな人が1人でも多く笑顔になりますように
僕は願い続ける
「明日の世界も、未来の世界も」
「世界中の人々に」
優しく、眩しくありますように
コメント
7件
六兆年と一夜物語おもいだした(は
六兆年に似てて好き((