テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
田中 あっこ
86
1,155
コメント
5件
萌彩ちゃん可愛いね……柚亜羅さんも可愛いね…… 他は全部ゆめかちゃんに言われました。おのれAI
萌彩可愛いッ〜!!萌彩がベラダ?に居るのが霊願病に苦しむ萌彩にすごく儚さ出てめちゃくちゃ好きです🥹💖萌彩の霊願病は最悪死んでしまうんですね…でもそうならないように頑張っている看護師さんもすごく好きです✨イラストすごく可愛いですし、なんと言ってもユメミリ様が書く小説のストーリーがすごく好みで読むのがとっても楽しいです( *´꒳`*)⸝これからも無理せずに頑張ってください!٩( •̀ω•́ )ﻭずっと応援してます!!!
第2話、めっちゃ良かったよ〜〜😭💕 萌彩がベランダで「このまま幽霊になりたい」って言ったシーン、切なすぎて胸がギュッてなった…。薬の即効性で態度が変わる描写もリアルで、でも根本の苦しみは消えない感じが伝わってくるのがすごい。柚亜羅のプロフェッショナルな優しさと、研修員たちの戸惑いもいい対比だった!続きが気になる〜!!🌸
投薬例1 願霊病
柚亜羅
柚亜羅はいつも通りカーテンを捲った
しかし、そこには人の姿は無かった
十和田(研修員5)
田中(研修員3)
明らかにおかしい、直感でしかないのだが柚亜羅はそう感じた
ふと思い立ち、ベランダへと続く鉄格子で囲まれた扉の方に目をやる
柚亜羅
扉の向こうでは入院着がひらひらと揺れている
柚亜羅
柚亜羅
荻原(研修員2)
頭が疑問でいっぱいの研修員をよそに、柚亜羅は扉へと向かった
薄々勘づいてはいたが、まさか今日に限って「こんなこと」になるとは思いもしなかった
この頃では珍しい、ぽかぽかとした柔らかい陽気の中やや北寄りの風がするりと吹き抜ける
彼女は鉄柵にもたれかかり、儚げな佇まいで空を見つめていた
「このまま幽霊になりたい」
萌彩
願霊病患者__星野萌彩は照れくさそうにそう呟いた
一度もこちらを振り返らず、ただ彼女は柵の外を羨ましそうに眺めている
そんな彼女の姿を見て、柚亜羅は少し心を痛めた
柚亜羅
萌彩
抵抗こそしないが、嫌そうなのは明白だった
このまま外に居させてあげたい気持ちをぐっと堪え、柚亜羅は萌彩の手を引き室内へと戻った
十和田(研修員5)
そう言いかけたところで、十和田ら研修員の視線は柚亜羅ではなく萌彩へと向けられた
喚きはしていないが、彼女は眉間に皺を寄せており目には心なしか涙が浮かんでいるように思えたからだ
柚亜羅
そう言いながら柚亜羅は慣れた手つきで萌彩をベッドに座らせ、持ってきたワゴンから例の薬__そう、幻覚剤「アルシノジェノ」とその幻覚作用の抑制役「ノエージ」を取り出した
柚亜羅
柚亜羅
柚亜羅
柚亜羅が実際にノエージ→アルシノジェノの順に1錠ずつ渡すと、萌彩は2回とも素直に口に入れ水で流し込んだ
柚亜羅
萌彩
萌彩
柚亜羅
先程とはうって変わった萌彩の様子に、研修員達は思わず顔を見合わせた
特に、立っていた位置的に窓の外での出来事が見えていた2人__湊と荻原は目を丸くしていた
それに気づいたのか、柚亜羅はすぐに補足説明をした
柚亜羅
湊(研修員1)
萌彩
それに付け加えるように、柚亜羅は萌彩の罹患している病気についての説明を始めた
柚亜羅
柚亜羅
柚亜羅
田中(研修員3)
柚亜羅
研修員達が一斉に研修員らしく手帳にメモを取る
その様子を萌彩はどこか安心したような、でも不安を払拭しきれていないような表情で見つめていた
先の見えない苦しみ、ゴールの分からない治療、分からないことだらけの「奇病」
そして「奇病」によって奪われた青春
「明けない夜はない」
そんな言葉をかけられても彼女の心の闇を照らすことはできないだろう