テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
━━━━━━━━━━━━━━━
僕/俺じゃ、だめですか…?
苺の王子との学校生活。 それは、少し甘酸っぱいような
色んな種類の「 味 」がある。
私にとっては、「 こ の 人 達 」は とっても大事な存在だった。
そして、彼らにとっては…。
私はどう思われてたんだろうな。
私の人生を楽しませてくれて、 本当にありがとう。
━━━━━━━━━━━━━━━
6月
リビングのテーブルには、 目玉焼きにウインナーが2つ。
朝は決まってこのメニュー。
この大きな家にひとりで住むのも だんだん慣れ始めてきた。
桜庭 楓。
誰もいない家に私の声が反響する。
ガチャ
桜庭 楓。
桜庭 楓。
私、桜庭 楓は、 今日、新しい学校に転入する。
前の学校を退学した理由だけど。
簡単に言えば… いじめって言うやつかな。
そこまで酷くはなかったんだけどね。
無視されるぐらい。
担任の教師
担任の教師
女子生徒
ザワザワ…
桜庭 楓。
担任の教師
男子生徒
女子生徒
担任の教師
桜庭 楓。
ここが、私が1年間過ごす教室か。
ザワザワ…
担任の教師
桜庭 楓。
男子生徒
女子生徒
な、何この雰囲気。
失敗した?
パチパチパチパチ
私の耳に入ってくるのは 拍手の音だけ。
クラスの人の声が全然聞こえない。
まずい。
担任の教師
桜庭 楓。
そして私は自分の席に着いた。
隣には…誰もいない
私一人かあ…。 これからどうしよう。
━━━━━━━━━━━━━━━
コメント
1件
物語神だ!続き楽しみ過ぎて夜しか寝れない、