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水玉
水玉
水玉
~3月2日~
白いカーテンが揺れる静かな病室で、ただただ1人の時間が流れる。
初兎
夕方になり、外を見ると小学生達が笑いながら帰るのを目にする。 男の子達と女の子達が4人で走って鬼ごっこをしている 私も病院に居なければ、あんな事もできたのかな… 悠くんとも、病院じゃなくて学校とかで出会って、一緒に帰ったりとか出来たんかな… そんなことを考えてると、病室の扉が開いた
悠祐
初兎
悠祐
初兎
悠祐
悠祐
初兎
悠祐
悠くんからひとつの紙袋を渡される
初兎
悠祐
中を見てみるとスケッチブックと色鉛筆が入っていた
初兎
悠祐
初兎
そう言って私は悠くんを抱きしめる
悠祐
初兎
悠祐
初兎
悠祐
初兎
悠祐
初兎
それからは僕は時間になるまで悠くんとひたすら話をした
学校の話、悠くんの部活の話、悠くんの友達の話。沢山の話をした。
でも、話を聞いてるとやっぱり私も外に出たい…
そう思いながら私は悠くんのいなくなった静かな病室で今日も日記を書き、目を閉じた。
今日は二日月だ
水玉
水玉
水玉