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文化祭が終わったのは、
午後7時半すぎ。
校内放送で
「片付けは8時まででお願いします。」
と流れて、
みんな疲れ切った顔で椅子を運んだり
飾りを剥がしたりしてる。
俺はこた先生と一緒に、
教室の天井から吊るしてた、 ガーランドを外していた。
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こた先生も笑ってた。
いつもより、柔らかい笑顔で
俺も嬉しくて、ずっと隣で作業した。
でも、なんでだろ。
7時54分くらいだった。
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2年2組のれる先生が
2年3組の教室に来た。
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こた先生、ちょっと眉をひそめて
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と言って、教室を出た。
なんとなく、嫌な予感がした。
片付けも一段落して、
みんな帰り始めて、
教室に残ってるのは
俺とちむとあともう一人くらい。
その時にこた先生が戻ってきた。
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顔、めっちゃ暗い。
目が赤いような気もした。
💤
先生は…
🎯
って、机の上を片付け始める。
手が、ちょっと震えてる。
「なんもない」なんて嘘だよね。
俺はどうしていいか分からず、
とりあえず、黙ってカバンを持って
教室を出た。
でも、そわそわして
帰れずにいた。
校門まで歩いたり、
やっぱり上靴を履いて
教室の前をうろちょろしたり。
廊下を歩きながら、
先生の顔が頭から離れなくて
2年3組の教室の窓から
ちょっと覗いてみた。
中から少しだけ、声が聞こえた。
れる先生の声とこた先生の声。
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何もできず、ただ聞き耳を立てるだけ。
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こた先生、ずっと黙ってた。
長い沈黙のあと、
低い、掠れた声で
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🎯
その声は震えていた。
💤
俺は頭が真っ白になって、
そのまま走り出した。
校舎の裏、
体育館の横の物置の影。
誰もいない場所。
そこにしゃがみ込んで
膝を抱えて、
大声で泣いた。
💤
先生が怒られた。
俺のせいだ。
俺がくっついてばかりだったから
俺が放課後残ろうって言ったから
俺が写真撮ろうって言ったから
全部、俺のせいだ。
こた先生…俺のこと嫌いになったかな
もう、話したくなくなったかな
💤
💤
声に出して何度も呟いた。
涙が止まらなくて、
制服の袖がびしょびしょになった。
コメント
1件
えっ…ほんと切ない…くにおの気持ち伝わってくる