ひな
それから俺たちは月に何回か、playをするようになった
If
まろにそう頭を撫でられるだけで、今まで感じたことの無い満ち足りた幸福感と満足感を感じることが出来た
体の調子がすこぶる良くて、頭痛などの体調不良に悩まされることも殆ど無かった
ただ1つ心配なのは…
ないこ
If
向かいに座るまろに声をかける
ないこ
If
箸を持ったままぼーっとご飯を眺めたままのまろ
俺の声に反応してご飯を口に入れるも、また暫くすると咀嚼するのをやめてしまう
ないこ
If
そう答えるまろの目は明らかに疲れていた
ないこ
If
まろが目を逸らす
ないこ
ないこ
ないこ
そっと手を握ると、温かさがじわじわと伝わってくる
If
まろが口を開いた
If
If
ないこ
分かってしまった。まろが何がいいたいか
If
If
ないこ
何とかするって、他のsubとそういうことするってこと…?
ないこ
If
ないこ
ないこ
ないこ
申し訳程度に紡いだ声はだんだん小さくなって、俯いた
なんで俺、こんなこと言ってんだろ
まろが他のsubと何をしようが俺には関係ないのに
だって俺たちは、別に恋人でもなんでもないんだから
If
まろがじっと俺をみつめる
ないこ
まろになら。何されても
If
まろの声に吸い寄せられるようにベッドまで歩く
If
トントンと叩かれたまろの隣に腰掛ける
If
そう頭を撫でられると、自然と全身の力が抜けて、思わず寄りかかってしまう
受け止めたまろがゆっくりと俺をベッドに横にさせた
If
声を出すことすら億劫で、ひとつ頷く
If
ないこ
ないこ
まろの長い指がゆっくりと俺の中を掻き回す
酷い異物感。でも、まろに触れられているというだけで勝手に声が漏れ出してしまう
If
声に、生理的な涙で良く見えないまま顔だけをそちらに向けた
瞬きをすると目に張っていた水の膜がこぼれ落ちて視界がクリアになる
ないこ
いつの間に脱いだのか、上半身に何も纏っていないまろがそこにいた
暑い部屋の中で首元を汗が流れ落ちるのが見える
ないこ
素直にそう思った
同じ男の身体をみてそんなことを思うなんておかしいのかもしれないけど
If
後孔を探る指とは反対の手で、まろがするりと俺の頬を撫でるとまたじわじわと快感が広がった
幸せ
まろに触れられるのが、褒められるのがとにかく幸せ。頬を手に擦り付けるように寄せ、うっとりと目を閉じる
ないこ
ないこ
ないこ
If
愛撫が始まってからどのくらいが経ったのだろう
指が俺の中のいい所を的確に押し潰す
ないこ
If
ズルだ。初めてなのに後ろだけでイける訳ないだろばか
絶頂を迎えそうなほどの快感は感じるのにいつまでもイけずに焦らされる
If
ないこ
自分で言ったセリフに恥ずかしさで顔が真っ赤になるのが分かる
If
ないこ
ないこ
If
ないこ
まろの指がまたグリ、と俺の中を抉る
ないこ
耐えかねて自分の性器へと手を伸ばす
If
ないこ
触れるギリギリのところで、まろの声が耳元で囁かれた。従わなければ、という本能で思わず手を止める
If
ないこ
耳元で囁かれて快感がゾワゾワと広がる
If
極めつけにそう囁かれるともうダメだった
Commandなのか、そうじゃないのかももう分からない
ただ、無理矢理高みに登らされるような、突き上げるような快感に思い切り背中を逸らした
ないこ
初めての感覚にわけもわからないまま飲み込まれて、目を閉じた
ないこ
1度達してからも緩やかな愛撫はずっと続いていた
If
ふいに切羽詰まったような声が聞こえて視線を向ける
If
寄せられた眉、伏せられた眉。辛そうな表情さえも扇情的で、思わず伸ばした手をまろの肩に回した
domなんだから、命令すればいいのに
でもまろは絶対そんな事しない。分かっている。だってそういうところが…
ないこ
そう耳元で囁くと指によってすっかり解された後孔にまろのが押し当てられる
If
ないこ
返事と同時に入ってくるまろのが、俺の中を押し広げてゆっくりと奥まで入ってきた
ないこ
中が苦しくて、浅く呼吸を繰り返す
If
中が締まって苦しいのか、顰められたまろの顔。紅潮した頬が愛おしい
ないこ
自分の中に生まれた感情にそっと胸を抑える
ないこ
まろに触れられたところが熱くて きゅ、と胸が締め付けられる感覚
ただの友人相手に綺麗も、扇情的も、愛おしいも、やっぱおかしい
まろが他のsubと何がするのが嫌なのも、経験があるのが気に食わないのも、play中じゃないのにまろに褒められるのが嬉しいのも
もう認めざるを得なかった
ないこ
ないこ
今までずっと打ち消し続けてきた感情に名前をつけると、ストンと胸の中にハマるような感じがした
ないこ
If
まろが俺の頭をかかえるように抱きしめる。どうやら全部入ったらしい
ないこ
苦しくないと言ったら嘘になる。でも、今はそれ以上に満足感でいっぱいだった
まろの全てが、今は俺のものだ
If
ゆっくりと動かれて、いい所が擦れた。さっきまでの熱を身体が思い出して、また甘い声が漏れる
ないこ
快感に身を任せて俺はまたまろの背中に腕を回した
コメント
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時差コメ失礼します!大大大大大大大大大大大大大大好きです!
初コメ失礼致します!尊すぎませんか!?良ければ仲良くしたいです!←おい ほんと好きです!
めっっっっっっちゃ好きです! フォロー失礼します🙇♀️