あなた
…
もうあの頃には戻れない
知ってるけど、
どうにもならないことも、
でも、嫌いになんてなれなかったんだ
あなたと夜明けを迎えるために。
リリィ
壊れていたのは、世界でしょうか?
間違っていたのは世界でしょうか?
あなたの「おはよう」はもう聞けない
だから私はこんな檻にあなたを閉じ込めている
枯れない声と壊れていくあなたの心
リリィ
なんて思いながら…
でもあなたは勘違いをしている
閉じ込められているのは私じゃない、
あなた、なんだ
私は閉じ込めている
あなたの心は徐々に壊れていく
今も壊れかけている
このままだとすぐに壊れてしまうから、
こんな檻に閉じ込めて、私は歌い続けている
またいつか光の降る街を
手を繋ぎながら、歩きましょう
あなた
リリィ
空の青さを忘れるなんて、
まったく本当に
リリィ
リリィ
壊れていたのは世界ではなくて、
間違っていたのは、
あなただけれど
嘘で固められた、この世界でも、
リリィ
リリィ
リリィ
なんて思いながら、
リリィ
私はもう少しだけ、
諦めている…
リリィ
声が枯れるまで、
歌い続けるのは、
リリィ
何も知らない、あなたでいいの
リリィ
あなた
あなた
あなた
あなた
リリィ
知ってるよ、
どうにもならないことも、
でも、嫌いになんて、なれなかったよ。
あなた
と教えてくれたこと
あなた
リリィ
私の手を、引いてくれたこと。
リリィ
あなた
リリィ
あなた
あなた
あなた
あなた
リリィ
あなた
リリィ
あなた
リリィ
リリィ
リリィ
"あなた"が好きよ
夜は明けないけど、
あなたの夜が明けるって私は信じてる
だから、ここで歌い続ける
声が枯れるまで…