あなた
ねぇ、僕ほんとに君が好きだよ
…
もうあの頃には戻れない
知ってるけど、
どうにもならないことも、
でも、嫌いになんてなれなかったんだ
あなたと夜明けを迎えるために。
リリィ
私も"あなた"が好きよ
壊れていたのは、世界でしょうか?
間違っていたのは世界でしょうか?
あなたの「おはよう」はもう聞けない
だから私はこんな檻にあなたを閉じ込めている
枯れない声と壊れていくあなたの心
リリィ
時が戻れば…
なんて思いながら…
でもあなたは勘違いをしている
閉じ込められているのは私じゃない、
あなた、なんだ
私は閉じ込めている
あなたの心は徐々に壊れていく
今も壊れかけている
このままだとすぐに壊れてしまうから、
こんな檻に閉じ込めて、私は歌い続けている
またいつか光の降る街を
手を繋ぎながら、歩きましょう
あなた
空ってどんな色だっけ?
リリィ
…
空の青さを忘れるなんて、
まったく本当に
リリィ
(あなたは馬鹿ね…)
リリィ
…
壊れていたのは世界ではなくて、
間違っていたのは、
あなただけれど
嘘で固められた、この世界でも、
リリィ
…ごめんね、
リリィ
あなたに生きていてほしいの。
リリィ
時が戻れば…
なんて思いながら、
リリィ
…
私はもう少しだけ、
諦めている…
リリィ
♪〜
声が枯れるまで、
歌い続けるのは、
リリィ
…あなただけのためじゃない。
何も知らない、あなたでいいの
リリィ
…私は、どこにも行かないから
あなた
リリィ、リリィ、君の
あなた
幸せなんて、
あなた
願ってたあの頃には、
あなた
戻れないんだ。
リリィ
…
知ってるよ、
どうにもならないことも、
でも、嫌いになんて、なれなかったよ。
あなた
明けない夜はないよ
と教えてくれたこと
あなた
リリィ!
リリィ
…!
私の手を、引いてくれたこと。
リリィ
あなたを忘れないよ。
あなた
リリィ
リリィ
なあに
あなた
ねぇ
あなた
僕
あなた
ほんとに
あなた
君が好きだよ
リリィ
…
あなた
リリィ
リリィ
…なあに
あなた
君はどう?
リリィ
…
リリィ
私も
リリィ
っ
"あなた"が好きよ
夜は明けないけど、
あなたの夜が明けるって私は信じてる
だから、ここで歌い続ける
声が枯れるまで…