/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
実
はあやっと終わった
亜百合
おつかれ笑
空亜
今日飲み会なんだっけ？
実
そう！マジめんどいわ
実
家で可愛い我が子と妻が待ってるってのに
亜百合
それはもったいないな時間が笑
実
だろー？
実
お前らも来てくれよー
実
マジでだるいし暇だしめんどいわー
空亜
ついた？
実
ああついたが
実
え？嘘だろ？
実
やばい
亜百合
どしたん？
実
お店の中に誰もいない
亜百合
まじか
実
でも一人だけ小さい男の子が座ってる
亜百合
その子に誰か来なかったか聞いてみれば良いじゃん
実
そだな
実
聞いてくる
亜百合
俺心配だから行くよどこ？
実
えっとふるさと酒屋
亜百合
そこかOK
空亜
俺も行く
まゆか
オレも
亜百合
ほんとだな
亜百合
んでどうだった？
実
ぜんぜん聞いてくんない
実
お前らも来いよ泣いてばかりで聞いてくんないから
亜百合
そだな行くよ
亜百合
本当に泣いて聞いてくれない
空亜
その代わりお母さんお母さんって言ってるだけだけどな
実
確かにな
宮人
お前らなにやってんじゃ
実
アッやばい来た社長が皆どこかに隠れろ！
亜百合
あいあいさー
空亜
オレ隠れなくても良いんだけど
空亜
あの人とは関係ない仕事で働いてあるから
亜百合
オレの所に来てオレの所1番見つかりやすいから
まゆか
オレも隠れた
実
とはいえオレと同じ所だけどな
実
はあやっとどこかに行った
実
しかも飲み会終わる時刻だし
実
今日なんか怖くなってきた
亜百合
何でだよ
実
だってさ男の子がこっちを見ているんだもん
亜百合
何か言ってるな
男の子
実（みのる)は明日の朝皆と別れたあと交差点で軽自動車に引かれて事故がおきる利き手は骨折しないがもう一つの手が骨折する
亜百合
なんじゃそりゃ
実
そん難あるわけ無いよな
亜百合
んだよ
次の朝皆と別れたあと
実
本当に事故起きるのかな怖いしっかり周りを見なきゃ
亜百合
おいお前しっかり周りを見ろよ
実
すまんな
実
にしても誰かがさっきオレの背中を押したように見えたんだが
実
気のせいか？
亜百合
んなことあるわけねえよ
空亜
そうだよ！
まゆか
んに決まってるだろ
亜百合
ねえ俺調べたんだけどあの男の子ずいぶん前になくなってるぞ
亜百合
多分戦争の時になくなった一人の子供とも言える
実
デモなんで平成の時に産まれてるんだ
亜百合
知るもんか
亜百合
でもお前もそろそろダナ
亜百合
これでも気づかないとは何者だよ
空亜
何言ってるんだ亜百合しっかりしろ！亜百合！あゆり！
亜百合
お前ら全員のんびり暮らしやがってオレの時代は産まれた時代は戦争だったんだゾそんなにのんびりじゃない子供も十歳を過ぎれば戦に出て戦わなければいけなかったそれがどんなにつらいか怪我したときの痛みはどんな強い痛みだったか平成生まれな奴は分からんかもしれんがお前ら全員にその痛みを会わせなければいけないなじゃあさらば
空亜
痛い！やめろぐはっ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
