好きの色違い。

※ 腐 ※ hrut

｜ 翌日 ｰ 教室 ｜

それからというもの、 今日はなぜかはるてぃーと一言も 話すことができていない。

今朝は「 今日は先行っててー！ 」 とメッセージが送られてきた。

...にしても....

昨日のあれはなんだったんだ。

顔が...明らかに悲しそうだった。

多分､...というか絶対、俺が はるてぃーを悲しませるような 発言をしたのだろう。

だとすると... 俺も好きだと言ったから？

どうして？

話の流れ的にも、昨日はるてぃーが 言った”好き”は恋愛的なものでは 無いだろう。

俺も好きだと伝えたが、多分恋愛的なものだとは伝わってない

もしかしたらはるてぃーも＿＿

..... いや、やめた。

期待するだけ無駄だ。

後々傷つくのは自分自身じゃないか。

きっと、何か理由があったのだろう

それ以外の、何か別の理由が。

｜ 昼休み ｜

...話すこともできないまま 昼休みになってしまった...

今日は1人で食べようか

｜ 屋上 ｜

” 恋愛的に ”

その通りだけど、ゆーまは どこでそんな情報を？

... こいつは心を読めるのか？ と疑うほど勘が鋭い。

なるほど。

だから俺の好意にも気付いたのか

.....流石有能。

確かにゆーまの言う通り、俺は同じ色にしようなんて思ってない。

同じ色になればラッキー 程度にしか 考えていないかもしれない。

バタン

｜ yu side ｜

うたくんにまんまと騙された...

にしてもうたくん勿体ないな...

はるさんの好意の色を確かめもせず 決めつけるなんて。

...大丈夫ですよ、うたくん。

うたくんとはるさんの好意の色は... とっくの昔から”同じ色”ですもん。

𝖭𝖤𝖷𝖳 ➝ # 𝟦.