こつ、こつ
ヒールの音が、廊下に響く
朝日が差し込み、思わず目を細める
嗚呼…
何でこうなったんだろ
ゾム
メイド
ゾム
あ、因みにに今は
婚約者?さんのところに案内されているところだ
俺の研ぎ澄まされた勘が言っている
“ 絶対面倒なことになる ”
でもここで引き下がるのも怪しまれるだろうし…
メイド
メイド
ゾム
俺は意を決して扉を開けた
ゾム
気配が一つあることを理解しながら
一つ一つの所作を丁寧にして歩く
すると此方に気付いたのか
軽く声を上げる
ゾム
え、
何このぐいぐいタイプ
ただ、ボロを出さないようにしないとな…
一旦無視して、相手がどう動くか見よう
そうきたか…!
ゾム
ゾム
そしてここは投げやりに
俺はこいつを無視して歩き出す
ゾム
敢えて無視
よし、此奴の名前はらっだぁか
らっだぁ
此奴可哀想
自意識過剰みたいな感じで自分の名前名乗るやん
ゾム
らっだぁ
ゾム
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
そのままさりげなく俺を抱きしめた
ゾム
らっだぁ
すげえキラキラなイケメン顔で言われた
女だったら落ちるだろう
でも俺…
心男だからときめかないんだよね
ちょっと、いやめっちゃ
やめてほしい
らっだぁ
そのまま俺をお姫様抱っこする
ゾム
らっだぁ
ゾム
ちょっとそれは…許せないんで
そう思いながら
俺は隠し持っていた釘バットに手をかけた
コメント
11件
釘バットを隠し持っているのに 気づかないらっだぁさん...。 おめめが節穴説。 らっだぁさんは学校行く前に 病院に行かないとですね。 (*´∇`)
やっちゃえニッ○ン 殺っちゃえゾムさん(*´∇`)
おぉーっと? 釘バット? らっだぁさん死んだな。 無理せず頑張ってください! 続き楽しみに待っています!