…あれ、
その次の日
夕日に照らされた
下校時刻間際の教室に人影があった
…!
…
彼は空を見つめて
心ここに在らずという様子だった
…あ、
あっきぃッ!
っん、!?
ちぐちゃん、!?
帰らないの〜?w
もうみんな帰っちゃったよ?w
えぇw
まじかよぉ…w
俺は忘れ物した!w
いやそんな胸はって言うことじゃないけどね!?w
他愛もない会話
でも先程までのあっきぃの顔が脳裏に焼き付いて離れない
…あっきぃ、?
なーにっ?
…いっしょ帰ろ、!w
いいよーっ?w
…
…
教室を出てから沈黙が続く
…疲れたねー、っ
それに耐えかねたかのように彼がそう言う
そうだね、っ
今日は先生話長かったもんね、w
体育もあったし、
確かにっ、!
普段なら笑いの絶えない帰り道が
今日はとても静かだった
じゃ、こっちだから
あ、…
…うん
また、明日…!
うんニコッ
…
彼の背中が遠のいていく
俺よりだいぶ大きい
あの背中が
とても小さく見えた
…
家に帰ってからも俺は考えていた
考えて、
彼に聞いてみよう、そう思った
なんであんな顔をしてるのか
なんであんな笑顔なのか
俺には分からないから
少しでも頼ってほしいから
きっと
この俺の行動が
分岐点だった






