りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
yan
yan
et
緊張した空気が流れる中
真剣な眼差しで
そう問いかけてくるyanくん
廊下は静かだが
私の胸の音がうるさくて仕方ない
et
yan
なんでそんなこと聞くの
と、聞く前に
yanくんが、答えて と、
低く落ち着いた声で言ってくる
et
et
距離が近いからか
声が掠れる
そして、目線を思わず逸らす
だって今目を合わせたら
恥ずかしくて
顔が赤に染まっていってしまいそうで
yan
et
好きな人の前で、
嘘、つくわけがない
et
さっき言えなかったことを
今、そう問いかける
yan
yan
yan
et
et
さっきまで逸らしていた目を
yanくんに合わせる
すると、yanくんは
じっと私のことを見つめ
yan
et
顔が段々と熱くなっていく
それと同時に
心臓の音がバクバクともっとうるさくなり
私の耳に響く
いきなり、そんなこと言われても
yan
yan
yan
yan
et
et
目線を降ろし
戸惑いながらも
私も好きだと伝えるため
なんとか喋る…が
et
言葉が詰まったように出なくなる
et
すると
yanくんが私の手を握っていた力が
段々と抜けてく
おかしいなと思い
目線をyanくんに戻すと
なにか、絶望したような
なにか、終わりを見たような
そんな表情をしてて
et
私は思わず目を大きく開き
et
と、少し距離を縮めたが
すぐ一歩、後ろに下がられ
yan
と、言っている…が
et
絶対、大丈夫じゃない
でも、何を話せばいいのかも、分からなくて
et
yan
やっと、yanくんの口が開く
yan
予想外のことを聞かれ
et
と、驚く声が出るが
yan
yan
et
et
嫌だよ、そんなの
yan
yan
et
なんで、勝手に私が
yanくんのことが好きじゃないって決めつけるの
yan
なんで、謝るの
yan
そう言ったら、パッと手を離され
私に背を向け、走っていく
et
et
言わないと、いけないのに
私も、yanくんのことが好きだって、
言わないと、いけない…のに…
声が、張り付いたように出なくて…
et
私はそっと、自分の胸に手を当てる
すると、あまり胸の鼓動は速くなくて
et
私は、そっともういなくなったyanくんが
去っていった方向を見る
もしかしたら、さっきの胸の音って…
et
yanくんのだったかもしれない
そう思った瞬間
胸の鼓動が速くなる
それと、
罪悪感も押し寄せる
et
私は手に持っていた携帯から
通知が来るのが伝わり
そっと通知の内容を見る
yan
yan
jp
tt
na
jp
yan
っ…え…
et
明日、yanくんに好きだと言えなくなった
今、yanくんを追いかける?
そんなの、無理
et
私は段々と
胸の音が収まっていくのを感じ、
さっきまで握っていてくれた手が
段々と冷たくなっていた
コメント
8件
チッ、 ゆあんくん変な感じがいしてると私がえと様貰うぞ。
えええええぇ!!???予想外な展開...! 🍫さん好きって言ってあげてえええええええええぇ!!