りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
結局、最終日の文化祭は
yanくんがいない、11人で回った
あの時から、
yanくんと私は一言も話していない
だから
yanくんとnaさんが
前よりも段々と仲良くなっていることに気がついた
でも、今はたまたま
yanくん1人でソファでスマホを握っている
とてつもなく真剣な顔で
et
私は話しかけにくいも何も
前から話していないから
そのままスルーする
他のメンバーも居たので
2人きりじゃないことに安心する
水を飲み
コップを洗い
コップを元の位置に戻そうとすると
et
ずっとyanくんのことを考えていたからなのか
手があまり力が入ってなかったらしく
床にコップが落ちそうになる
すると
et
誰かがコップを受け止めてくれた
コップを渡してくれる
et
et
ちょうど階段から降りてきたurが受け止めてくれてて
ur
ur
et
優しい…
けど
yanくんじゃなかったことに落ち込む自分がいる
だなんて…さ、
et
チラッと、視線にyanくんが映る
本当に、少しだけだけど
yanくんがこちらを向いていて
でもまたすぐに目線をスマホに戻した
と、思っていたら
センターテーブルにスマホを置いて
リビングから出ていく
私はその姿を視線の片隅に入れていた
私はyanくんと入れ代わりで
ソファに座る
すると、センターテーブルにスマホが置いてあることに気が付く
そういえば…さっき
yanくんがスマホを置いていった
てことはこれは…yanくんの、?
だとしたら、届けな……
でも、最近話してないし
私が来たら迷惑だよね
という気持ちが
私を邪魔する
et
今リビングには私しかいないけど
でも、見られたら困るのあるかもしれないし…
と、思い、私はそっとスマホを持つ
すると、タイミングが良いのか悪いのか
ちょうどその時に通知が来て
「好きです、付き合ってください」
et
et
誰かからの連絡
でも、それは間違いなく告白で
誰?誰がyanくんに告白を…
と、思い送ってきた相手を見ると…
思わず、声が掠れながらも、一言言ってしまう
et
そして段々と
目線が歪んでくる
そのままぼやけて…
でも、そのぐらいショックで、
だって…
et
スマホがガタンッと落ちる
et