ある日。平和だった日常が壊れ始めた。
兵士
おい!空爆だ!急いで防空壕の中に隠れろ!
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りうら
ねぇ…俺達、生きて帰れるのかな?
ないこ
絶対帰れるよ!!だって俺達だもん!
if
そんな弱音吐くなや。俺らなら大丈夫なんやから!
初兎
でも…いつまでこの状況が続くんやろ…。
悠佑
もうだいたい3ヶ月はずっとこの状況やしな…。
いむ
早く帰りたいな…。
俺達は徴兵されてここに来た。
この"戦場"に安置などない。
ここに来て初めて目に映ったのは… "人の死体"だった。
銃殺された人、爆死した人、栄養不足で亡くなった人…など 死体があちこちにころがっていた。
あぁ…俺達もこうなるのかな…。
そんな事を考えて不安が押し寄せる。
どうか、この戦争が早く終わって平和な日常が戻ってきますように…。
そう願い続けるしかなかった。