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らっだぁ
らっだぁ
俺は壁に掛けられている時計を見た 時間は、此処に来てから二時間は優に超えていた
らっだぁ
らっだぁ
ずっと寝ていたかった、と言う本心は隠し、身体を動かす
らっだぁ
らっだぁ
屋上にて
らっだぁ
俺はまた、運動場を見た。檻の中は殆ど人で埋まって居たが、集団事故になりそうでは無かった
らっだぁ
らっだぁ
其の時、放送が聞こえた
『逃げてる生徒が後一人になりました。逃げてる生徒は頑張って下さい』
らっだぁ
らっだぁ
???
らっだぁ
俺はびっくりして振り返る。さっきまで無かった気配が後ろに有って、其処には金髪の生徒会の人が居た
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
何だろう、第六感が警告してる気がする
捕まったら、ダメだって
言ってる気がする
らっだぁ
金豚きょー
そう云って金髪の生徒会の人は校舎行きの階段の前を阻む 階段からは行けない・・・
らっだぁ
俺は走り出した
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
金豚きょー
らっだぁ
俺はそんな事を考えながら、俺は屋上の端まで走る
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
金豚きょー
近付いて来る生徒会の人を横目に、俺はジャンプを決める
金豚きょー
上手く避けて着地する。マフラーがふわり、浮いた気がした
そして其のまま、校舎行きの扉まで走り込んだ
金豚きょー
きょーさん視点
今、例の彼奴と屋上で対峙している
鬼ごっこで、最後まで生き残った生徒 其れが・・・
らっだぁ
彼だったとは
金豚きょー
金豚きょー
緊迫な空気が漂う 転校生の顔が青ざめていく
金豚きょー
そう思いながら転校生を見つめていると、転校生が動き出した
金豚きょー
金豚きょー
敢えて、階段の扉の前を遮る さぁ、如何する?
転校生が少し考える素振りを見せる事数分、何か思い付いたのか、走り出した
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
金豚きょー
そう言って俺も走る速度を上げる。転校生は少し青ざめながらも走る
そして気付けば屋上の端。転校生は追い詰められた
金豚きょー
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
金豚きょー
俺は少しづつ、近付く
後少し、と言う所
転校生が空高く、跳んだ
金豚きょー
転校生が空で弧を描く。太陽が転校生を輝かせるように照らす 俺は、思わず見惚れてしまった
其れが、余りにも
綺麗だったんだ
金豚きょー
らっだぁ
転校生が綺麗に着地する。マフラーがふわりと舞い、転校生をより綺麗に魅せた
転校生が其のまま校舎行きの扉目掛けて走り出す
金豚きょー
俺も正気を取り戻し、彼奴を追いかけた
らっだぁ視点
校舎裏にて
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
そんな事を云いながら走っていると、前からも人影が見えた
レウクラウド
緑色
らっだぁ
麗子
俺は驚いて上を見上げると、窓から飛び降りようとしている麗子さんが居た
らっだぁ
後ろから金髪の人に追い掛けられ、前には鈴木さんと萌葱さん、そして上には麗子さんが居る
らっだぁ
コンタミ
金豚きょー
らっだぁ
近海の鯖
らっだぁ
らっだぁ
完全に袋小路状態の此の状況
らっだぁ
レウクラウド視点
レウクラウド
そう、実は此れ、作戦を立てる時に出てきた「袋小路作戦」だ
発案者はみどりくん。6対1で相手を惑わせ、壁まで追いやる作戦。だから名前に袋小路と付いているんだ
本当はもう一人要るんだけど、何時の間にか上に居た上級生の人が福田君を見つけた為、急遽要員が要らなくなった
レウクラウド
レウクラウド
金豚きょー
らっだぁ
そう彼は落胆する。福田君には悪いけど、大人しく捕まってもらうしかない
らっだぁ
数分間止まった後に、福田君が反応した
福田君の顔がみるみると青ざめていく。まるで、何かを発見したような・・・?
緑色
レウクラウド
『何か』が気になり、俺も全身を集中させる。すると、誰かの怒号や叫びが小さく聞こえた
其れと同時に福田君の顔も険しくなっていく。何かを確信してしまったような顔だ
らっだぁ
麗子
らっだぁ
麗子
らっだぁ
レウクラウド
俺は先生を呼びに行こうとしたけど、福田君が学校の校門を飛び越えようとしていた
金豚きょー
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
そう言って福田君は遂に 郊外に出てしまった
金豚きょー
猿山
そう言いながら猿山先生が走ってくる。麗子さんと呼ばれた人は猿山先生に話していた
レウクラウド
猿山
レウクラウド
猿山
コンタミ
金豚きょー
緑色
近海の鯖
猿山
レウクラウド
金豚きょー
『おぉー!!!!』
らっだぁ視点
道路にて
らっだぁ
嫌な予感が身体中を駆け巡る。凄く、ゾワゾワする
道路を左に曲がると、小さな小道が有り、其処で小学生二人と大人が一人、居た
大人は男で、男の手には包丁が見えた
男
小学生
小学生
男
男がそう言って包丁を振り下ろす
俺は其の合間に割って入る 左腕を盾代わりにして、小学生達の前に立つ
腕に包丁がくい込んで痛い
らっだぁ
男
らっだぁ
男
男
らっだぁ
『最近、此処の辺りで不審者が彷徨いていると、警察からの連絡が朝、有ってな。其のお陰で、今日は凄く早めの下校になったんだ』
『嗚呼、後、最近此の辺りで不審者が出たと情報が相次いでいる。帰る時はくれぐれも気を付けてくれ』
『○○県○○市内で小中学生の失踪事件が多発しています』 『失踪した子供達は何人か森などで発見されました』
『犯人は未だに逃亡中。現在分かっているのは男性で小中学生を狙っていると言う事です』
らっだぁ
小学生
小学生
男
男
小学生
男
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
男
男
そう云って俺の左腕から包丁を抜き、また包丁を振り下ろす
らっだぁ
金豚きょー
近海の鯖
レウクラウド
緑色
コンタミ
レウクラウド視点
数分前
レウクラウド
金豚きょー
近海の鯖
コンタミ
緑色
金豚きょー
緑色
猿山
レウクラウド
近海の鯖
猿山
コンタミ
金豚きょー
そんな事を言い合いながら走っていたら 奥から怒号の叫びが聞こえて来た
道路を左に曲がると、小さな小道が有り、其処気は小学生二人と福田君と大人が一人、居た
福田君の左腕には包丁が刺されていた
「うるせぇ!!うるせぇうるせぇ!!!!」
「大体!!お前らが悪いんだろ!!人の家に勝手に入りやがって!!!!」
小学生
「うるせぇ!!!!誰でも良いんだよ!!!!」
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
福田君がそう言った時、微かに、微かにだがらっだぁと重なった
レウクラウド
重なるんだよ…
男
男
そう言って男は福田君の左腕から包丁を抜き、また福田君に向けて包丁を振り下ろした
福田君は微動だにせず、まるで
死ぬのを待っているかのように見えた・・・
金豚きょー
近海の鯖
レウクラウド
緑色
コンタミ
楽山
腑抜けた声と共に、警官の人が男の包丁を持っている腕を掴む
男
楽山
猿山
楽山
男
楽山
そう言って警察官が握った手を強くしたんだろう。男が唸り出した
楽山
らっだぁ
らっだぁ
小学生
小学生
らっだぁ
らっだぁ
福田君が安心したようにふわっと笑う 其の顔にも、らっだぁが重なった
レウクラウド
小学生
小学生
楽山
らっだぁ
小学生
小学生
そう言って福田君と警察官は小学生に手を振った
レウクラウド
俺は直ぐさま福田君に近寄る
レウクラウド
緑色
らっだぁ
金豚きょー
そう言ってきょーさんが福田君の左袖を捲る。其処には、さっき刺されていた場所に血が大量に出ていた
らっだぁ
コンタミ
近海の鯖
金豚きょー
猿山
らっだぁ
楽山
金豚きょー
コンタミ
そう言ってコンちゃんときょーさんが福田君の両腕を片方ずつ持ち、引き摺り始めた
らっだぁ
らっだぁ
そんな断末魔を言いながら、福田君は引き摺られて行った
近海の鯖
楽山
緑色
レウクラウド
レウクラウド
緑色
近海の鯖
楽山
猿山
レウクラウド
俺は返事をし、前を向く。数m先にはきょーさんとコンちゃんが福田君を引き摺っている
レウクラウド
俺は福田君をらっだぁと 重ねてしまったのだろう?
レウクラウド
猿山視点
楽山
猿山
猿山
楽山
楽山
猿山
猿山
楽山
楽山
猿山
猿山
楽山
猿山
楽山
らっだぁ視点
生徒会室にて
生徒会の人達が静かに生徒会室に入って行く。俺は静かに金髪の生徒会の人に勧められた席へ座る 俺は席に座るや否や、小さく縮こまる
らっだぁ
近海の鯖
らっだぁ
コンタミ
緑色
近海の鯖
らっだぁ
俺は黙り込むと、紫髪の人が凄く見つめてくる。紫髪の人の視線が痛く感じ、素直に左腕を見せる
近海の鯖
紫髪の人がガーゼや包帯等を持って左腕に付いた傷跡を治し始める 俺は其れを、静かに見つめていた
金豚きょー
金豚きょー
そう云って金髪の・・・金來さんがにこっと笑う。眩しい・・・
緑色
緑色
そう云って萌葱さんが淡々と自己紹介をする
レウクラウド
鈴木さんも自己紹介をする。何か少し、戸惑ってるみたいだ
近海の鯖
紫髪の・・・藤原さんが治療しながら自己紹介をする
コンタミ
そう云って紺髪の人がにこやかに笑う。でも、笑い方に少し引っ掛かった
らっだぁ
近海の鯖
らっだぁ
見てみると、包帯が綺麗に巻かれていた 藤原さんって、医療関係に強いんだな
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
自分の名前を云うと鈴木さんと萌葱さん以外が一瞬、固まった。何か有ったのだろうか?
コンタミ
コンタミ
らっだぁ
金豚きょー
近海の鯖
緑色
レウクラウド
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
近海の鯖
らっだぁ
俺は運営やら民達の事を思い出す 有るとすれば、此れしかない
らっだぁ
レウクラウド
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
らっだぁ
緑色
コンタミ
深海さんがそう云っていたら、生徒会室前の廊下が騒がしくなった そして唐突に、生徒会室の扉が開かれた
俺達全員、生徒会室の扉に目をやると、人が一人、息を整えていた 金髪に黒眼のツリ目で・・・
金髪に黒眼のツリ目の人が俺を見た瞬間 物凄くニヤついた
???
らっだぁ
グルッペン
らっだぁ
金豚きょー
グルッペン
コンタミ
近海の鯖
緑色
金豚きょー
グルッペン
らっだぁ
グルッペン
レウクラウド
らっだぁ
グルッペン
グルッペン
らっだぁ
何が良い事だらけだ。ずっと、嫌な事ばっか押し付けて、勝手な偏見付けて、勝手に固定概念押し付けて、何が良い事だらけだ・・・
らっだぁ
俺は椅子から立ち上がり、扉に向かう。其の時、鈴木さんに右の手首を掴まれた
レウクラウド
らっだぁ
レウクラウド
俺は其のまま、生徒会室から去った
校門前にて
らっだぁ
らっだぁ
俺がそう言った時、後ろから服を掴まれた 俺は振り返ると、麗子さんが居た
麗子
らっだぁ
麗子
らっだぁ
らっだぁ
そんな事を考えていると、麗子さんが此方に向かって来て、俺の胸元を叩き出した
麗子
らっだぁ
麗子
麗子さんの方を見ると、何時の間にか泣いていた
麗子
らっだぁ
麗子
叩き付けるのを止めて、顔を俺の胸元に埋める麗子さんを見ながら、俺は立ち尽くしていた
らっだぁ
麗子
らっだぁ
飛びに飛びまして 自室にて
らっだぁ
らっだぁ
俺は左腕に巻かれた包帯を見ながら言う
包丁で刺された所は結構、深く刺されていたみたいで、未だに痛みが続く
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
俺は結局、約五時間配信をしていた
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らっだぁ無理すんなよォ(´;ω;`)