森の中ひとり、 歩き出す
10年前なら、あの子も そして彼奴らも着いてきてくれた
だけど、それに気持ちなんてもの 存在しない、
sha
あんな奴ら、元々仲間なんて固いものや無かったんやろな
そう、所詮仲間だそう 言葉を言おうが心の奥底では 仲間だなんて思ってないし
その言葉は紙のように軽く、 ペラペラとした物だったのだ
sha
…、
??、?
なぁ!シャオロン!
??、?
お前は、血が繋がっていなくとも俺らと家族や!!!
sha
家族…ねぇ、…
証明書だなんてない癖に 良くそんな軽々と言えるよな
sha
昔は信じたとしても、今はもう信じられんわ
その証がこの腕に付けていた 赤い線に良く言える
もう消える事なんて無い 心の奥底に染み付いた悲しみ
sha
彼奴らなんていなくなってしまえば良いのに
壊れた録音から聞こえる声、
??、?
なぁ、それってさ
??、?
お前の”…/_…”/…-/
そこでガサガサと何を言っているのかも分からぬ声を、 聞いてただただ俺は
腹立たしかった
sha
うっざ、…
踏み潰そうと、勝手に再生された 録音機を下に放り投げる
足でその録音機を潰そうとしても まだ出来なかった
sha
クソ…、
まだ、彼らを好きだと言うのか?
そんなの、
sha
俺が認めへん
なら、…
そんな気持ちに、させる 生きていて笑ってて、今も我々軍で 生きている彼奴らを
sha
殺せばええんや、…
そしたら、きっとこの録音機も 壊せるに決まってる、
今思っているこの気持ちは きっとホンモノだから、
これは俺という___による、 復讐劇である
きっと、この濁った昔綺麗だった 黄金色の瞳も、引きつった 作り笑みも全て
優しく俺に笑いかけてくれた 優しい君も、全部全部、
元どうりになれるよね?
左手に1つの書類を持って
”…”____”__…
しゃ、…ぉろん、
”…”____”__…
まって、…きみは…、
”…”____”__…
その、-_/”プライドが。/-/”/_
sha
…、
そういう___を置いて 俺は前に進んだ
本当は君も一緒に居たかったけど、 君は
sha
このままやと、
sha
…絶対
sha
俺の醜さを…見てしまうからさ、…
sha
…だから、自分の…_…_ぐらい、
sha
隠さしてくれや、
そう、後ろにいる彼には 聞こえぬ大きさで言う







