あの日から里と政宗の距離は少しだが縮まっていった
政宗は春日山城に用があるたびに里と会い、話をするようになった
朱里は政宗とたわいもない話をする時間が何よりも好きだった
朱里
この時間がずっと続けばいいのに。。。 朱里は心の中でそう思った
直江兼続
その姿を遠くから兼続は見つめていた
数日後
朱里
朱里
朱里
直江兼続
朱里
直江兼続
朱里
行っても越後とか東北くらいじゃなかった?
朱里
直江兼続
朱里
直江兼続
兼続は困った。。本当のことを言うか言わないかを
直江兼続
朱里
直江兼続
直江兼続
直江兼続
朱里
朱里は戸惑いを隠せなかった
朱里
直江兼続
直江兼続
朱里
そう言って走って兼続は去っていった
朱里
朱里は兼続のことを良き兄的存在として慕っていた。
それから兼続は里と距離を置くようになった
朱里
直江兼続
朱里
朱里
兼続は里の目を見ることができなかった
兼続 素振り中
朱里
直江兼続
兼続はその場から去ろうとした
朱里
朱里
兼続は里に背を向けながら止まった
朱里
朱里
朱里
直江兼続
兼続は自分の気持ちを話し始めた
直江兼続
でも、政宗様と仲良く話してる姿見てすごい複雑な感情になった。
直江兼続
直江兼続
直江兼続
直江兼続
朱里
朱里
朱里
これからもいてほしいよ
直江兼続
里のことはこれからも気にかける。だけどそばにいることはできない
兼続の意思は堅かった
朱里
朱里
朱里
なら、私がこの城を出ていく
朱里
殿のそばで上杉の名を全国に広めてほしい!!
朱里
直江兼続
直江兼続
直江兼続
朱里
兼続はこの事実を上杉景勝様に伝えた
直江兼続
上杉景勝
直江兼続
伏見に戻るそうです。越後に来てもうすぐ一年です。少し早いですが、里本人が戻ることを決めたようです。
上杉景勝
上杉景勝
お主はそれでいいのか
兼続の表情に景勝はすぐに気がついた
上杉景勝
ほんとにこれでいいのか。
里が秀吉様の元に戻ったらそう簡単には会えないぞ?
上杉景勝
直江兼続
ですが、里の意思もある。。。里には幸せになってほしいんです
景勝は全てをわかっていた。
上杉景勝
秀吉様には最低一年と言われたからそのあとは任せるらしい。
直江兼続
上杉景勝
直江兼続
上杉景勝
朱里
上杉景勝
菊を支えてくれてありがとう
上杉景勝
里には伏見に戻ってほしくない。
残るという選択肢はないか?????
朱里
上杉景勝
上杉景勝
朱里
兼続の部屋
朱里
直江兼続
朱里
私ここに残りたいです。
かねの本音を聞かせて!
直江兼続
直江兼続
朱里
朱里
朱里
朱里
直江兼続
朱里
かねと里は仲直りした
朱里は越後に残ることになり、平凡な日々が続いた
そしてある日、春日山城に一方が入った
直江兼続
それは伊達家からの手紙だった。それを手にした兼続はその内容に驚きを隠さなかった
直江兼続
その手紙には。。。 伊達政宗の正室のお披露目の茶会が仙台城で開かれる、それの招待状だった
直江兼続
まずは殿に見せに行かなきゃ
直江兼続
上杉景勝
直江兼続
上杉景勝
お、これはおめでたいじゃないか
直江兼続
上杉景勝
直江兼続
お参加されますよね??
上杉景勝
菊と里も連れて行こう
直江兼続
政宗様と親しかったため、この事実に驚くかと
上杉景勝
ここは菊から伝えてもらおう
菊の部屋
菊
白の松竹梅柄でお願い
朱里
お茶会がありましたっけ??
菊
あなたは少しいい着物を用意しましょう
朱里
里は驚きを隠さなかった。 それと同時に心がモヤっとしたのを感じた
菊
菊
朱里
朱里
奥さんもらうってことだもんね
政宗様が既婚者。。。)
朱里
菊
菊は里の様子を見て何かを悟った
次の日、 政宗が春日山城にやってきた。 殿に用があるようで
上杉景勝
伊達政宗
今後とも伊達家をよろしくお願いします
上杉景勝
伊達政宗
上杉景勝
伊達政宗
婚姻の話、里に自分の口から言えてなかったので。。
上杉景勝
菊のところにいるだろうから話に行くと良い
伊達政宗
伊達政宗
菊
この度はご婚姻おめでとうございます
伊達政宗
里はいますか??
菊
そろそろ帰ってくるころかと。。
伊達政宗
城下町へ行く途中の道まで出てきた政宗
朱里
伊達政宗
朱里
朱里
朱里
朱里
伊達政宗
朱里
でもきっと綺麗な人ですよ
伊達政宗
朱里
伊達政宗
朱里
伊達政宗
朱里
政宗は里の手を引き、城へ戻った
2人は馬に乗って🐴。。
朱里
伊達政宗
連れてこられたのは、兼続に連れてきてもらったあの夕日の綺麗な海岸だった。そこは政宗のお気に入りの場所でもあった
朱里
伊達政宗
朱里
あの日元気がなかった政宗様に飴あげたんだった)
伊達政宗
伊達政宗
伊達政宗
政宗は優しく里の頬にキスをした
里は自分の気持ちを再確認した
朱里
朱里
朱里
伊達政宗
わたしとめおとにならぬか?
正室は無理でも側室なら
朱里
伊達政宗
少し考えてくれないか
朱里
政宗はぎゅっと里を抱きしめて
伊達政宗
朱里
里の心臓の音は鳴り止まなかった