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その後
ケリー
AI探偵のケリーです
結城 零
AI探偵？
ケリー
ええ、通報を受けたので来ました
結城 零
通報って…
結城 零
あんた、探偵だろ？
ケリー
ええ、ですが、私は警察が保有するアンドロイドです
結城 零
アンドロイド？
ケリー
この世界では、警察と探偵が協力関係にあります
ケリー
ただ、信頼できる探偵がいない
ケリー
そこで生まれたのが、私たち、AI探偵なのです。
結城 零
へぇー
結城 零
随分と、文明が進んでいるな…
ケリー
では、今からあなたを現行犯逮捕します
結城 零
あぁ…
ガチャッ
手錠をかけられる感覚
初めてではないが
なんか、新鮮だ…
金属の冷たさ
締め付けられる腕
全てが新鮮だ…
そして
取り調べを受けた
僕は、黙秘を貫いた
当然だ
僕は…
人を刺していない
殺そうともしていない…
でも
それを証明する証拠がない…
終わった…
僕の人生はもう…
終わった…
と思っていたが…
ジョン
君、冤罪かね？
結城 零
え？
結城 零
ま、まぁはい…
ジョン
なら、私、AI探偵 ジョンにお任せ下さい
ジョン
ワタシガ！
ジョン
ショウメイ！
ジョン
シテミセルヨ！
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作品ページ
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