ジェル
もう朝だ、
ジェル
金縛りにあっているかの様に体が動かない
ジェル
起き上がれない
ジェル
視界がおかしい
どんどん暗くなっていく
ジェル
焦れば焦るほど頭痛は酷くなる
ジェル
ジェル
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
横になって丸まってるジェルくんが居た
莉犬
莉犬
莉犬
俺はパニックになっていた
さとみ
さとみ
さとちゃんは冷静にジェルくんの状態を確認してる
莉犬
莉犬
莉犬
俺は2人から離れた所で震えてた
さとみ
さとみ
ジェル
さとみ
完全に意識がない
俺はすぐにナースコールを押した
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬が病室から居なくなり ジェルと2人きりになった
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
頑張って伝えた
自分が分かっていることを
医者
さとみ
医者
医者
なーくん
医者
医者からジェルの状態を聞いた が話が全く入って来なかった
医者
なーくん
俺がぼーっとしてる間に話はもう終わっていた
ころん
ころんが俯く
俺は抱きしめる事しか出来なかった
さとみ
さとみ
ころん
ころんは泣いていた 俺は何故か申し訳なかった
るぅと
るぅとはずっと黙ったまま
なーくん
莉犬
なーくんは莉犬を慰めてた
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
なーくん
ピッ ピッ ピッ ピッ
規則正しくなる機械音
身体全部が痛い
もういっそ、、
ダメや
ぽやぽやする感じ
呼吸がしにくい
目がチカチカする
色んな体の不調に絶望する
なんだか色々と限界な気がする、
ジェル
深い呼吸がしにくい
すごく辛いわけではないけど、
もうダメな気がしてしまう
ジェル
息を続けるのもめんどくさい
「生きたい」 と思っていた俺は何処へ行ってしまったのか、
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