君が居亡くなった日、僕が光を失った日 2

第2章 君の笑顔はうんざりするよ

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次の日 彼女は学校には来なかった

僕はあまり誰かと関わりたいとかを思う人ではない

だからこそ僕の中で彼女の存在は大きかった

だからこそ、嘘の笑顔を見たくなかった

彼女の笑顔がうそだったことは知っている

彼女は見られたくなかっただろう。 言われたくなかっただろう。 だから僕はあそこで返事を出来なかったんだ

見てしまったからだ。笑顔の練習をしている彼女を

彼女の存在が、僕の中での光になって行った。こういったら笑われるだろう。でも本当なんだ

このまま彼女が亡くなってしまったら僕はどうなるんだろう。光のない暗闇でさまよい続けるのだろうか

彼女が居なくなるのが怖い。

今のうちに話した方がいいことは知っている。でも僕の中で彼女の存在が大きくなっていくということは

彼女を失ったあと、僕は立ち直れなくなるということだろう…

返事をしないといけないのはわかってる… 分かっているんだ…。でも、でも手が動いてくれない

心の声しか…動いてくれない。

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