??年前___……
愛花
わあっ……!
私はテレビに映るアイドルを見ていた
愛花
カワイイッ!
愛花
わたしも………
愛花
(わたしもあんなふうになりたい……!)
そのときから、私の夢はアイドルだった
現在___……
愛花
あはよう、お母さん
お母さん
おはよう、愛花
お母さん
起きたばっかりのところ悪いんだけど、食器の準備をお願いできる?
愛花
うん、わかった
愛花
それと、あの話のことなんだけど………
お母さん
………ごめんね、愛花
お母さん
頑張って、お父さんを説得したんだけど………
愛花
………そっか
愛花
困らせてごめん
愛花
ありがとう
お母さん
ええ………
お母さん
でもね、愛花
お母さん
お母さんは、愛花の夢を応援してるよ
愛花
…………うん。ありがとう
……ウソつき
私の夢は、小さい頃から変わらずアイドル
だけど、なれない
お父さんも、お母さんもそれを願ってない
「応援してるよ」なんてウソだ
愛花
はあ……
愛花
なんで、うまくいかないの
夢なんて、持たなければよかった
何回そう思っただろう
でも、口には出さない
言ったら、お母さんたちを困らせるから
だから………
お母さん
愛花ー、お使いをお願いできるーー?
愛花
はーい
私は仮面を被って生きる
___帰り道___
愛花
お母さん、自分で行けばいいのにな
お母さんは、自分のやりたくないことは人に押し付けるタイプだ
もう、めんどくさい
お店A
お嬢ちゃん、ちょっと寄ってかない?
お店B
お嬢ちゃん___…
愛花
結構です!
歩くたびに呼び止められる
そして
ふと顔を上げると………
愛花
アイドルオーディション…?
溜まっていたドロドロの気もちが
一気に晴れた気がした
ガチャ
愛花
お母さんっ!
家に帰ると
すぐにお母さんのところへ向かった
お母さん
あら、おかえり
お母さん
どうかしたの?
愛花
これっ、
愛花
これ見て!
バンッ
さっきのチラシをお母さんに見せる
お母さん
アイドルオーディション?
愛花
うんっ!
愛花
私、これに出たい!
さっきまでは
お母さんのことを恨んでいたけど…
今は
お母さんなら…!
って気持ちがある
……………なのに
お父さん
愛花
お母さん
……っ
愛花
……っ
お父さん……っ
お父さん
言ったはずだ
お父さん
アイドルには、なってはいけない
………あーあ
もう、ホントサイアク
この、クソオヤジが
sena
第二話は、♡が10超えたら出します!
sena
気楽にコメントしてねっ!
sena
あ、ちょっと愛花よんでくるね
__少々お待ちください__
愛花
どうしたの?
sena
一緒にバイバイしよ!
愛花
おっけ!
sena
せーの!
ご視聴ありがとうございました!
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