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君と出会って

6 - 聞いては、いけない

♥

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2022年06月12日

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あの日から俺の日常は、 少しづつ変わっていった

○○

ねぇ、なんで私を見ても
怖がらないの?

この言葉も

○○

どうして私に会いに
来てくれるの?

この言葉も

○○

ねぇ、カルマくんは、
どうして一緒にいてくれるの?

この言葉も

何度聞いたことだろう

そして

赤羽 業

なんでだろうね

この言葉を何度 返しのだろう

今までとは違う日々

楽しくて皆とは違う 刺激のある日常

あの時ちょっと思ったんだ

ただの好奇心だったんだ

赤羽 業

ねぇ、

○○

ん?

赤羽 業

なんで君は、

死んでしまったの?

○○

・・・・・・

聞いては、いけない事だと わかったのに

わかっていたはずなのに

好奇心には、勝てなかった

赤羽 業

ねぇ、

○○

ん?

赤羽 業

なんで君は、
死んでしまったの?

○○

・・・・・・

赤羽 業

あ、ご、ごめん

○○

別にいいよ

○○

やっぱり気になるよね

赤羽 業

あ、うん

○○

いいよ特別に
話してあげる

○○

あれはね、

あれは、今から数年前

私が中学に入ったばかりの時

私は、とても酷い 生活をしていた

両親には、暴力を振るわれ 学校では、酷いいじめを受けていた

お母さんは、殴る蹴る お父さんは、性的虐待 こんなの日常茶飯事

学校では、物を壊す 隠す 殴る 蹴る 犯罪をしてこいなんて 言うやつもいれば、理科室の 薬品をかけてくるやつもいた

周りの大人に相談しても 「3年くらい我慢しな」 「少しの期間だから」 「そんなことで相談するな」 「そんなの嘘でしょww」 「何言ってるのこの子」

誰も助けてなんて くれなかった

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