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まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
ガチャ
5. 🤪
俺は2階の、エレベーターから 一番遠い部屋に住んでいる。
たった少しの階段でも面倒くさくて、いつもエレベーターを使っていた。
今日もいつものように、ドアを開ける。
5. 🤪
コンビニでおにぎりでも買っていこうか、などと呑気なことを考えながらエレベーターまでの道を歩く。
____
突然、俺の後ろから静かな足音が聞こえた気がした。
ご近所さんだろうか。
5. 🤪
?
5. 🤪
真後ろには、俺に貼りつくようにして、ナイフを持った男が立っていた。
5. 🤪
咄嗟に足が動く。
俺の足は何故こんなにも遅いんだ。
……当たり前だ。 いつも階段ではなく、エレベーターを使っていたからだ。
体力が屑なことなんて、当然だ…。
5. 🤪
ナイフを持った男
息が上がる中、なんとかエレベーターの前まで着いた。
ボタンに手を伸ばしたところで、たまたまこの階に停まっていることに気づく。
5. 🤪
飛び込むようにしてエレベーターに乗り、ボタンを連打する。
うちのマンションは古いため、なかなか動きださない。
のろまなエレベーターにはいつもイライラしていたが、こういう時には不便すぎる。
閉まっていくドア越しに、 俺を追ってきていた男が見える。
男はエレベーターの 向かいの壁に立った。
5. 🤪
ナイフを持った男
男が勝手に書いたらしい壁の文字を指で擦って消し、書き換えている。
↓
男は黒いフードの下でニヤッと笑い、エレベーターの隣にある階段を駆け下りていった。
5. 🤪
5. 🤪
5. 🤪
俺はバクバクする心臓を沈めようとしながら、必死に考えを巡らせる。
まだ。
まだ間に合う。
1階に着く前に。
どこかの階で降りれば逃げられる。
片っ端から全ての階のボタンを押せば……。
5. 🤪
そこで気づいた。
俺は2階だ。
1階にしか、行けない。
5. 🤪
『 ドアが開きます 』
ドアが開いた。
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
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