次の日
shp
…っん、いっ!
起きると同時にまた痛みが襲う
ゆっくり体を起こすと
俺は地面で寝ていたみたいだった
血まみれになった床を見る
shp
…まず、
shp
包帯や
俺は足を引きずって
包帯を取り出し 雑に固定した
shp
…い、てぇ
shp
いたい、けど
shp
これぐらいは当たり前やから
俺は血まみれになった床を そのままにして
食堂に向かった
食堂には殆どの人が集まっていて
俺も静かに定位置に座った
いつものように朝食を受け取り
いただきます
と小さく言って口に運ぶ
覚めたばっかなのか
目の前はぼんやりとしていて
shp
う、まぁ
そう言いながら
頬に手を置く
その時だった
ふいに視線を感じた
あ
これ
確信づいていた
コネシマさんからの視線だと
睨まれている
直視できず
ただ体を縮こませた
shp
(謝らんと)
shp
(正直にごめんと)
俺は半分残った朝食を後にして
メンバーが集まる中心にいる コネシマさんにびっこを引きながら 近づいた
shp
あ、の先輩
kn
…
コネシマさんは受け答えもせず
黙る
さっきまで楽しそうに話しとったのに
shp
昨日はすみません…でした
shp
あ、の怪我とか何か大丈夫っ…すか?
kn
…別に大丈夫やけど
kn
それで何や?
kn
邪魔すんなら帰れ
冷たい言葉にびくっと体が震える
zm
し、しっま、
zm
言いすぎじゃ…
rb
どしたん?
周りがわちゃわちゃするなか
俺はすぐ頭を下げて元の位置に戻った
shp
…はぁぁ
shp
まじで
shp
嫌われたんやな…笑
絶望の淵に追いやられると
逆に笑えてくる
俺は零れる涙に気づかず
ご飯を口に入れた
自室
ー朝食後ー
shp
書類やらな…
溜まってる書類をばらっと並べる
床に付いた大量の血は
片付けた
shp
ふぅぅ…
shp
集中できんな
shp
…いや
shp
できなきゃどうする
shp
他にも迷惑かけたら
shp
俺は、何のために
shp
生まれてきたんや
ぼーっとする頭をばしっと叩いた上
ぶちっと髪の毛をむしった
やっと終わったのはもう夜の頃だった
足を引きずって
痛む手も足も気にせず
書類を手にとって歩きだした