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る あ 。 @低浮
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如縣 遼太
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きらめく満天の星空。いくつかの流れ星が、夜空に美しい光の尾を引いて流れていく。カメラがゆっくりと下りていくと、雲海を従えた嵐山の山頂に、ライトアップされた巨大で幻想的な城がそびえ立っている。伝統的な幕末の天守閣の構造を持ちながら、壁面には最新のLEDラインが走り、巨大な歯車の装飾が静かに噛み合って回転している。
【京都・嵐山 「天空の機巧城(からくりじょう)」】
毛利小五郎
全面ガラス張りの大回廊。京都の夜景と星空が一望できる。毛利小五郎がシャンパングラスを片手に、夜景に向かって大はしゃぎしている。その後ろで、呆れた顔の毛利蘭と江戸川コナン。
毛利蘭
毛利小五郎
江戸川コナン
コナンが、ポケットから一枚のカードを取り出す。そこには見覚えのある、シルクハットを被ったお馴染みの顔のイラスト。
怪盗キッド
服部平次
ガシッとコナンの頭を強引に掴む手。服部平次だ。その後ろには、笑顔の遠山和葉もいる。
江戸川コナン
遠山和葉
毛利蘭
遠山和葉
服部平次
遠山和葉
服部平次
江戸川コナン
次郎吉が、中森警部と共に仁王立ちしている。
鈴木次郎吉
中森警部
中森警部に怒鳴られ、ピシッと敬礼する男。千堂瑛太だ。高級なブラックスーツに身を包み、インカムを装着している。
千堂 瑛太
特殊警備会社社長・千堂瑛太(31)
そこへ、作業着姿の若い女性がタブレットを片手に歩み寄ってくる。冬木玲奈だ。メガネをクイッと上げながら、千堂のデータを見つめる。
冬木 玲奈
機巧城専属システムエンジニア・冬木玲奈(27)
千堂 瑛太
冬木 玲奈
少し離れた場所で、複雑な形をした木製の歯車を愛おしそうに磨いている男。神崎司だ。長い髪を後ろで一つに結び、職人気質な雰囲気を醸し出している。
神崎 司
機巧城副館長(からくり技師)・神崎司(32)
千堂 瑛太
そこへ、次郎吉の後ろにピシッと控えていたガタイの良いSPの男が、静かに割って入る。浅倉拓海だ。鋭い眼光で、さりげなく城の構造壁や監視カメラの位置をチェックしている。
浅倉 拓海
鈴木財閥民間SP・浅倉拓海(30)
千堂 瑛太
浅倉は千堂の言葉を無視し、冷徹な目で窓の外の星空を見つめる。その横顔を、コナンはジッと見つめている。
江戸川コナン
服部平次
江戸川コナン
服部平次
その時、城内に突如として、荘厳なパイプオルガンのような音が響き渡る。時計の針が【23:55】を指す。予告まであと5分。
鈴木次郎吉
部屋の中央に鎮座する、ガラスケース。その中には、京都の夜景の光を反射して怪しく、しかし美しく輝く世界最大の赤ルビー『碧血の涙』。時計の針が【23:59】を指し、秒針がカチ、カチと静かに時を刻む。
中森警部を筆頭に、機動隊員たちがガチガチに身を固めてガラスケースを取り囲んでいる。コナン、平次、小五郎、蘭、和葉、次郎吉、そして神崎、冬木、千堂、浅倉もその様子を固唾を飲んで見守っている。
中森警部
服部平次
遠山和葉
服部平次
江戸川コナン
冬木 玲奈
千堂 瑛太
神崎 司
【24:00】――時計の鐘が鳴り響くと同時に、城全体が地響きを立てて激しく揺れる。
『ガガガガガガガガガッ!!!』
凄まじい金属音が轟き、大回廊の全面ガラス張りの外側に、厚さ数十センチはある重厚な鋼鉄の装飾装甲が上から一気に滑り落ちてくる。京都の美しい星空も、満月も、流れ星も、一瞬にして遮断され、視界は完全な暗闇に包まれる。
毛利蘭
遠山和葉
服部平次
毛利小五郎
浅倉 拓海
中森警部
数秒の後、『バチチチッ』と鈍い音がして、館内の非常用スリット照明(赤い光)が怪しく点灯する。赤黒い光に照らされる室内。その時、部屋の中央のガラスケースが『ウィーーーン』と自動で床下へ沈み込んでいく。
鈴木次郎吉
神崎 司
江戸川コナン
静まり返った室内に、天井のスピーカーから『キィィィン』と不快なハウリング音が響き、歪んだ変声機の声が流れ始める。
犯人
中森警部
犯人
毛利小五郎
犯人
江戸川コナン
犯人
『プツッ』と通信が切れ、同時に別のスピーカーから、激しい銃撃音と、男の悲鳴が響き渡る。
???
ドサッ、という鈍い物音が響き、完全に通信が途絶える。
江戸川コナン
服部平次
千堂 瑛太
服部平次
毛利蘭
赤い非常灯だけが灯る、不気味な展示室。幕末の銃や刀が並ぶガラスケースが並ぶ中、部屋の中央で、一人の男が仰向けに倒れている。コナンと平次が猛スピードで部屋に駆け込んでくる。続いて、浅倉、冬木、千堂、神崎、小五郎も到着する。
服部平次
毛利小五郎
倒れていたのは、つい先ほどまで最上階にいたはずの容疑者の一人、浅倉拓海であった。その胸には、鋭い鋼鉄の矢が深く突き刺さっており、床は鮮血で真っ赤に染まっている。
冬木 玲奈
千堂 瑛太
江戸川コナン
コナンが指差したのは、浅倉の遺体のすぐ横の床。そこには、血に濡れた一本のサバイバルナイフが、何かのマークを突き刺すようにして床に深く突き立てられていた。
その下にあるのは、桜の紋章――「警察学校のエンブレム」。そしてそのエンブレムには、ナイフによって『×』の傷が深く刻み込まれていた。
毛利小五郎
神崎 司
服部平次
神崎 司
江戸川コナン
冬木 玲奈
千堂 瑛太
服部平次
江戸川コナン
怪しく光る赤い非常灯の下、残された3人(神崎、冬木、千堂)が、お互いを鋭い目でにらみ合う。全員が怪しく、全員が何かの秘密を隠している。
江戸川コナン
『カチ、カチ、カチ、カチ……』
静まり返った部屋に、再び不気味な音が響き始める。壁の歯車の隙間から、今度は「毒ガス」のボンベがゆっくりと姿を現し始める――。
コメント
1件
わあああっ!! 第2話もめっちゃアツかった😭🔥💕 機巧城の雰囲気もヤバいし、容疑者4人全員に過去の因縁あって誰が黒幕か全然読めない…! 特に警察学校のエンブレムに×の傷、あれ見た瞬間ゾワッとしたよ…! 浅倉さんがまさか最初の生贄になるとは思わんかったし、コナンと平次の連携も相変わらず最高やった✨ 次回が待ち遠しい⋆♡ 千導さん、続きめっちゃ楽しみにしてます!!