俺はジニヒョンの腕の中で泣き疲れて眠った
ジン
かわいそうに。
ユンギ
テヒョナ今日部屋から出さないでおきましょ?
ジン
そうだな
ジン
この子がこんなに泣くなんて…
ジン
知らなかったからちょっとビックリしたなぁ
ユンギ
僕もですよ。目が結構腫れてて…
ジン
こりゃ冷やすもの必要だな
ジン
ユンギャ。冷凍庫に保冷剤あるからタオルかなんかと一緒に持ってきてくれる?
ユンギ
わかりました。
ユンギが部屋を出ようとした時だった
ユンギ
うぉっビックリした…
ホソク
あっヒョンごめんなさい。
ホソク
テヒョナ大丈夫ですか?
ジン
あぁ。今疲れて眠ってる
ホソク
なんか赤ちゃんみたいに抱かれて寝てますね。
ジン
まぁ俺も離したくないっていうのもあるけどね笑笑
ユンギ
ちょっホソク避けてくれる?
ホソク
あぁすいません。それじゃ。
ホソク
お邪魔しました。
ユンギ
ヒョンちょっと待っててくださいね
ジン
おー
ユンギは部屋から出て行った。
ジン
かわいそうに。
ジン
辛いよね。
ジン
はぁ全く恋人がこんな状況なのに
ジン
心配する仕草すらしないとか…
ジン
こんなに可愛いのに…
ジン
せっかくの世界1位の美しい顔が。
ジン
俺でなんとかできたらいいんだけどね。
ジン
ねぇテヒョナ。
ジン
グガの事まだ好きなの?
ジン
別れた方がこんな気持ちが長く続かなくて済むよ。
ジン
俺がずっとお前に頼られるなら隣に居るし。
ジン
ユンギもいるから…
その頃ユンギは扉の所で 立ち止まっていた。
ユンギ
(ジニヒョン凄く自分のことのように考えてる)
ユンギ
(テヒョナが辛いのはわかる)
ユンギ
(俺はジミナとグガを許さない)
ユンギ
(何故かって?)
ユンギ
(好きだったやつを泣かせておきならがら放置してるんだぜ?)
ユンギ
(出来るならテヒョナを俺の物にしたい。。。)
ユンギ
はっ!!
ユンギ
俺なに考えてたんだろ。
ユンギ
テヒョナに冷やす物届けなきゃ。
ガチャ
ユンギ
ジニヒョンこれ持ってきました
ジン
おぉありがと‼︎
そういってジニヒョンは抱きかかえてたテヒョナをゆっくり横にして目元を冷やした。
パンパンに腫れ上がった涙袋。
目の周りと鼻先が真っ赤。
ユンギ
テヒョナ…
俺はあまりにもテヒョナが悲しそうに見える
ジン
辛いよね。
ジン
なにもできなくてごめんな。テヒョナ
ジニヒョンはその後も 「可哀想に」
「辛いよね。」
「なにもしてやらなくて」
「ごめんね」
と呟きながらテヒョナの目を冷やした