1. とっても素敵な人#3 | 全1話 (作者:僕っ娘。)の連載小説 | テラーノベル

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とっても素敵な人#3

とっても素敵な人#3

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第1話

とっても素敵な人#3

2018年12月22日

#恋愛

#告白

#先輩後輩

僕っ娘。

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僕っ娘。

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路地裏

龍希

玲音先輩

玲音

なんでしょう

龍希

なんで敬語なんですか

玲音

いやなんかそーゆー雰囲気だったから…

龍希

まぁ…真剣な話ですが…

龍希

先輩。これからは男として、お話します

玲音

おう

龍希

先輩は…は、はっきりいって…

龍希

えと…夏帆先輩が…す、好きなんですか？

玲音

……あ、そーみえる？

龍希

傍から見たらそーしか見えません。多分

玲音

逆にお前はどーなの？夏帆のこと好きなんじゃねーの？

龍希

当たりです。僕は小さい時からずっと、先輩のことが好きです

玲音

俺は、お前の恋愛応援してもいいけどな？

龍希

…は？

龍希

どういうことですか

玲音

え？いやそのままだけど。俺はお前と夏帆が付き合えるよう、手伝ってもいいけど？

龍希

え、それ、玲音先輩はいいんですか

玲音

さぁね、俺も、夏帆が好きなのかわかんねーし

龍希

は、ハッキリしてくださいよ！

玲音

って言われてもなぁ、夏帆が近ずいてくれるだけだし

龍希

な、なんなんですか

龍希

信じられません

玲音

まぁ、そう見えて仕方ないかもな

龍希

分かりません。玲音先輩は…何を考えてるか…

玲音

ま、俺はお前の恋を応援でいいんじゃないか？

龍希

結構です！もう、いいです。だから

龍希

先輩と僕には…もう近づかないでください

龍希

好きかどうかも判断できないなら、好きじゃない方が僕にとってはメリットがあります。

龍希

好きじゃないんだから、構いませんよね

玲音

…わかった

龍希

部活とかも、他の人に任せてください。それでは。

ｽﾀｽﾀ

玲音

どうすべきだったのかなぁ…

龍希目線

龍希

信じられません。何故あんなに先輩に近ずいているのにも関わらず…ハッキリ好きだとかも判断できないんですか…

龍希

オドオドしてるんだったら僕がもらっちゃいますから。

龍希くんの執事未来

ぼっちゃま、車のご用意をしております

龍希

ありがとう

車の中

龍希

なぁ未来、もしさ

龍希

未来視点として、未来が近ずいてる訳じゃないのに近ずいてくれる子がいて

龍希

未来も、用事があってその子とたまに話す。

龍希

それで、違う女と、未来と、近ずいてくれる男で遊びに行くとするじゃん

龍希

そこで、未来と違う女が二人きりになった時に、「未来は近ずいてくれる子が好きなのか」って言われたらなんて答える？

龍希くんの執事未来

うーん。ぼっちゃまのようなことを体験してないのでほんとにそういうか分かりませんが…

龍希くんの執事未来

きっと私は「一緒に遊びに行った仲なんだし、もしかしたら好きなのかもしれない」と言うかも知れませんね。

龍希くんの執事未来

まぁ、好きじゃないならハッキリ好きじゃないって言えますし、好きとも言えますから、曖昧な答えはしない方がいいんでしょうが

龍希

うーん、まぁそうだよな

龍希くんの執事未来

到着致しましたよ

龍希

ありがとう

次回「三角関係とは」