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ザワザワしてる教室、1人の席に数人が集まる、もちろんその中の中心は
知輝
そう。知輝だ
生徒
生徒
知輝
人気者の知輝は休み時間や朝のホームルーム後の暇な時になると、周りに人が自然と集まってくる。
柊弥
そう俺はボソッと呟く。
人気者の知輝に嫉妬しているのか、知輝と喋っている周りに嫉妬したのか。
それは俺自身にも分からなかった。
多分、その両方だと、俺は汲んでいるが。
俺の席は窓際、そして知輝の席はちょうど真ん中より右にズレている。
俺は話しかけようにもいつも話しかけられない。
柊弥
そう俺は言うが生憎授業に集中できるほどの集中力は持ち合わせていない。
俺は授業は受けるが基本的に寝ている、テストの時は復習すれば基本大丈夫だから、授業の時ぐらい寝ても大丈夫だろうと過信している。
僕は今みんなに囲まれている。
知輝
生徒
知輝
生徒
生徒
生徒
生徒
知輝
ゆったり?できるならしてるさ。
けどそれを許せないのが僕なんだよな。
正しくは母さんと父さんに正された僕、だけど
生徒
知輝
考え事してただけ
生徒
知輝
生徒
生徒
知輝
生徒
生徒
生徒
今日も始まるのか、1日が
先生
生徒
生徒
生徒
生徒
生徒
だってあの人関わりないし笑笑
先生
生徒
生徒
先生
先生
柊弥
先生
柊弥
知輝
先生
生徒
先生
柊弥
ふと、知輝の方を見やる、何をしているのだろうかと見習ってみようと思って。
知輝は相変わらず黒板を見ながら集中してメモを取っている。
柊弥
そう俺がボソッと零すと、心なしか知輝がこちらを少しだけ見た気がした。
それに少しだけ嬉しくなった、俺を見てくれてる気がして。
けどすぐに知輝は黒板に視線を移し、また再度集中し始めた。
柊弥
また再度ポロッと独り言が出てしまう。
それを知輝が聞いてるのも知らずに