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るこ🌱𖤐🌻
66
#スイス好き!
#コツとかアドバイスお願いしますm(_ _)m
ただの国好き
332
ガゴン…、と重々しい鍵の音が響き、部屋の扉が開く。
空はとっくに藍色に染まっていた。夜光が差し込む埃っぽい地下に、親父は完璧な優しい笑顔を浮かべていた。
大英帝国
両腕を広げる親父。しかし、俺はベッドから動かず、背中の後ろに隠した銃を強く握りしめていた。
アメリカ
親父の笑顔が、ぴきりと不自然に凝固する。
大英帝国
アメリカ
俺は叫び、背後から銃のロックを外し、親父の胸元真っ直ぐに突き立てた。
アメリカ
親父の瞳から、完全に光が消え失せていた。
しかし、親父は怯えるどころか、どこか悲しげに歪んだ笑みを浮かべて1歩、また1歩と銃口に向かって歩み寄る。
大英帝国
アメリカ
大英帝国
親父は銃口を自分の胸に押し当て、俺の頬を包み込んだ。その手は水底に浮かぶように冷たい。
大英帝国
大英帝国
その声は甘く、どこか粘りつく執着があった。気持ち悪いほどに。
アメリカ
引き金をかける指がガタガタと震える。コイツを消せば、冷たい現実に引き戻される。涙が溢れて、親父の優しい笑顔が滲んでいく。
その時、背後から声が聞こえた。
?
?
誰かに与えられた偽物の自由。それは俺にとって、一番胸がざわざわするものだ。
偽物のなんてーーー
要らない。
ーーー自分で、自由を切り開くんだ。
大英帝国
親父の、最後の叫び。
アメリカ
俺は涙を拭い、真っ直ぐに親父の瞳を見て、笑った。
アメリカ
アメリカ
カチリ、と迷いを捨てた指が、引き金を強く絞りこむ。
バンッッ!!!!
大英帝国
親父の胸から、最後の抵抗のようにどす黒い液体がコンクリートに染み込んでいく。
親父は満足そうな微笑みを浮かべたまま、ガラスが割れるようにパリンと音を立てて、光の粒子となって消滅した。
同時に、ガタガタと世界が激しく揺れ始める。窓の向こうの青空がひび割れ、砂のように崩れ落ちていく。
ーーー白昼夢の箱庭が、音を立てて終わっていく。
アメリカ
本物の歴史
アメリカ
本物の歴史の体は、みるみるうちに消えていく。
アメリカ
アメリカ
本物の歴史
本物の歴史
イギリス
遠くから、あのうるさいけたたましいほどの声が聞こえた。
そう、親父だ。
本物の歴史の体が消えた。
イギリス
アメリカ
イギリス
そういうと親父は、俺の首根っこを掴んでずるずると引いていった。
アメリカ
イギリス
アメリカ
アメリカ
イギリス
引いていく体がピタリと止まった。
アメリカ
アメリカ
イギリス
イギリス
親父の頬が、少し赤い気がした。
コメント
4件
好きですぅ!!!最高です😇ありがとうございます!!!!!
──読み終わりました。最終話、お疲れ様です。 「撃てるわけがない」と嘲笑う親父の甘い声と、それでも「要らない」と偽物の幸福を断ち切ったアメリカの選択、すごく胸に響きました。特に「本物の歴史」が背中を押して消えていく流れと、その直後に現実の親父が「おとなしく紅茶を飲みなさい」と真っ赤な顔で引っ張っていくラスト、あのギャップがたまらないです。♡♡♡なきゃいけない夢を見たからこそ、日常の紅茶がありがたく感じられる──そういう構造が美しいなと。 箱庭の崩壊と再起、一気読みでした。ありがとうございます。