テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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心は魔法で治せません

第6話 - 4話

627

2024年11月20日

#参加型

#病み系

#ファンタジーかも

@TMI

穂高青

この学校に通うみんなやっぱ頭良いわー､､､

穂高青

この前全国学力調査やったけど

穂高青

1番低い人でも全国平均軽く超えてるもん､､

穂高青

アタシは歴史得意だけど図形苦手なのよね

穂高青

この前のテストだって図形のせいで数学順位半分らへんだった（）

林檎

っ､､､ぁ､､

林檎

な、なにこれぇ､､

林檎

これ､､"鎖"？

林檎

！

林檎

な、んで､､､？

はぁ､､､はぁっ､､！

間に合った､､､？！

相澤幸介

みんな、無事？！

林檎

､､あいざわせんせい

相澤幸介

､､､

相澤幸介

今怪我人はぱっと見2人で魔力の暴走を起こしかけてるのが1人

相澤幸介

状況的に無事ではないか､､､

急な出来事で魔法を打ち消してしまった

先生が、来た

鎖が、俺の体を締めてくる

動けない、痛みは感じない

いじめっ子

せんせい！！

いじめっ子2

助けてください！！

いじめっ子3

こわかった、こわかったよぉ､､､

いじめっ子2

ここの傷だってりんごのせいでやられたんですよ！

俺が、どんどん悪者になってく

いじめっ子

早く！早くしないと俺たち死んじまう！！

いじめっ子

だからりんごを早くぶっ倒してくださいよ！！

いじめっ子3

せんせぇ､､､私たちを助けてください､､

いじめっ子3

このままだとまた、痛い目にあっちゃうよぉ､､､

相澤幸介

3人とも､､

相澤幸介

怖かったよね、遅くなっちゃってごめんね

相澤幸介

でも、もう大丈夫だよ

いじめっ子2

センセー､､､！！

相澤幸介

まずみんなを安全な場所に送る

相澤幸介

そこに着いたらケイに治してもらうからね

いじめっ子

恵太先生､､､？

相澤幸介

うん。あいつにはもう連絡したからすぐ対応できると思うよ

相澤幸介

だから、辛いけどあとほんの少しだけ我慢欲しいな

いじめっ子3

は、はい､､！

相澤幸介

それじゃあいくよ

相澤幸介

「転送」

シュンッ

みんなの安全が、確保された

相澤幸介

､､､

相澤幸介

これであの子たちと林檎くんの距離が離れた

相澤幸介

あとは林檎くんだね

相澤幸介

､､魔力の暴走が少しおさまってきてる

林檎

､､､

相澤幸介

林檎くん、大丈夫だよ

相澤幸介

もうきみが暴れる必要はないから

状況が、俺の希望を打ち砕いてる

こんなの､､､

こんなの､､！！

林檎

､､セ、ナイ

相澤幸介

林檎くん､､､？

林檎

ユル、セナイ､､､

林檎

せっかく､､せっかく追い詰めたのに､､､

林檎

また、いじめられちゃう､､､

林檎

どうしよう､､どうすればいいのかなぁ､､､

相澤幸介

え！？

相澤幸介

（嘘､､いじめられていた､､､？！）

相澤幸介

（でもまって､､よく見ればこの子）

相澤幸介

（ぱっと見じゃ分からないけど体に痣とか沢山ついてる､､､）

相澤幸介

（なんでもっと早く気づかなかったんだよ､､）

林檎

いやだ､､､そんなの嫌だよ

林檎

痛いのも、怖い言葉を聞くのも､､､

林檎

いやだ､､､いやだっ！！

林檎

イヤダァっ！！！

相澤幸介

っ！

相澤幸介

､､､うそ、だろ

相澤幸介

魔力がまた暴走しかけてる､､！

相澤幸介

さっきより明らかに強いやつじゃん！！

相澤幸介

幸い俺の鎖は弱体化させられてないから壊れる心配はないけど

相澤幸介

このままじゃ、魔力が暴走して林檎くんのキャパが超えてしまう

林檎

やリカエさなキャ､､

林檎

いマここデ、ヤらなイト､､！！

林檎

「精神病棟管理人」！！

相澤幸介

うっ！！

相澤幸介

（やばい、直ぐ離れないと！）

相澤幸介

（この子の個人魔法はかなり厄介だからな､､）

相澤幸介

（今のだって林檎くんの定めた範囲以内にいる人の精神を操るやつだし､､）

相澤幸介

（大丈夫、魔力はまだ尽きてないから鎖は伸びる）

相澤幸介

（林檎くんの動きもまだ止めることができる）

相澤幸介

（だけど）

相澤幸介

今ここで止めないと、やばいよね！

林檎

､､､

相澤先生

相澤幸介

！！

相澤幸介

確かきみは､､！

穂高青

はい、アタシです

相澤幸介

穂高青さん、今ここは危険だ

相澤幸介

一刻も早くここから離れて！

穂高青

分かってます

穂高青

ここが危険なのも、今林檎くんの魔力が暴走しかけてるのも

穂高青

林檎くんの心が、壊れそうなのも知ってます

相澤幸介

じゃあ、なおさら早く逃げないと！！ここは危険なんだから！！

林檎

､､､

相澤幸介

今林檎くんは、俺たちのことなんて見えてない

相澤幸介

今も暴走するかしないかの薄い薄氷の上に歩いてるんだ

相澤幸介

下手したらきみも巻き込まれて、最悪の事態を考えると､､､

穂高青

先生はアタシの魔法知ってますよね？

相澤幸介

､､､！

穂高青

最悪の事態だからこそいます

穂高青

このままだと何も為すことができず終わります

穂高青

アタシたちだけじゃない、周りのみんなも林檎くんも傷つきます

穂高青

お願いです、ここは任せてください

相澤幸介

､､､

相澤幸介

分かった

相澤幸介

でも、俺が少しでもやばいと感じたらすぐ引き離すからね

穂高青

はい、ありがとうございます

林檎

そこニ、人、イる､､､？

林檎

あ､､あァ､､イジメにきた､､ノ？

林檎

どい､､テ！！

穂高青

林檎くん、大丈夫だよ

穂高青

今から林檎くんの怖いものをどうにかするよ

穂高青

直ぐ終わるから、ほんの少しだけ我慢しててね

穂高青

大丈夫、終わったら全部楽になるから

林檎

､､､

林檎

､､（スゥー、スゥ

穂高青

先生、終わりました

穂高青

今この子は眠ってます

穂高青

それ以外に特に外傷はないはずです

穂高青

ですが、念のため林檎くんを安全な場所に連れてってください

相澤幸介

､､､うん

相澤幸介

分かった。けど、青さんは？

穂高青

アタシは大丈夫です怪我ありません

相澤幸介

違う！怪我もだけど魔力の問題！

相澤幸介

いくらきみとはいえ、まだ魔法の扱い方マスターしてないじゃん

相澤幸介

流石に先生としてこの状況は見て見ぬ振りはできないよ

穂高青

､､そうですね

穂高青

だけどいいです、この程度は

穂高青

では、下校時間過ぎそうだから帰ります

相澤幸介

ちょ、まって！！青さn

シュンッ

相澤幸介

､､､行っちゃった

相澤幸介

､､申し訳ないけど後でコウに頼んでおこっと

相澤幸介

あ！！でもまずは校長先生に報告！！

後日

林檎

､､､

穂高青

あれ？林檎くんじゃん！

林檎

あ、穂高､､先輩

弥里優

あら、林檎くんこんにちは

林檎

ぇ、ええと､､弥里優､､先輩？

弥里優

はい、覚えていただき光栄です

弥里優

そういえば今日、調理実習でパンを焼いたのですが

弥里優

良かったら林檎くんお一ついかがですか？

林檎

ぁ、ありがとう､､ございます

林檎

､､美味しい！

穂高青

このパンお店レベル､､､やばい､､

弥里優

ふふっwそう言っていただいてとても嬉しいです

穂高青

優先輩って相変わらずだけど料理上手なんですね､､

弥里優

いいえ、そんなことないですよ

弥里優

家事が得意な萊さんというクラスメイトから教えてもらったんです

穂高青

ｪｯ､､ｽｺﾞｲ

穂高青

アタシ家事はそんな得意というわけじゃないから羨ましいです､､､

穂高青

あ、そういえば林檎くん、最近の調子どう？

林檎

最近､､ですか？

穂高青

そうそう

穂高青

嫌なこととか、キツイなーということとか

林檎

さ、最近は､､嫌なことがない、です､､！

穂高青

､､それは良かった！

穂高青

きみに嫌がらせしていた子たちも停学中だし

穂高青

しかもあの虐め嫌いの先生にこってりと叱られたもん

弥里優

嫌がらせですか？！

弥里優

それはそれは､､気付けなくて申し訳ございません､､､

林檎

､､､､

林檎

あの、先輩､､

穂高青

ん？どーしたの？

林檎

嫌がらせって、なんですか､､､？

穂高青

､､

穂高青

ううん、なんでもない！

穂高青

ごめんなさい優先輩、多分誤解させたかも

穂高青

最近林檎くんのことが好きな人がちょっかいかけようとしてたんです

穂高青

けど、アタシがゲンコツ一発喰らわせて未遂で終わらせた！！

弥里優

､､クスッw

弥里優

よくないことを一喝するのはいいですが流石に暴力はやめましょうね

穂高青

はーい！

林檎

そ、そんなことがあったんですか､､？！

穂高青

うん、林檎くんが嫌な気持ちになったらアタシもやだなーと思ったから

林檎

ぇっと､､ご、ごめんなさi

穂高青

だいじょーぶだいじょーぶ！

穂高青

これはアタシの勝手な行動だからさ！

穂高青

むしろアタシの方が謝りたいよ､､､

林檎

い、いいえ、違います､､！！

弥里優

､､､

弥里優

（空気が気まずく感じますね）

弥里優

（お互い謙遜してるので無理もありません）

弥里優

（この気まずさが生まれると中々厄介になりますね）

弥里優

（心の底からこの人は信用できると即決できませんから）

弥里優

（なら、このときの"あれ"はこう判断するでしょうね）

弥里優

ふふっ、お互い謝るのはとても素晴らしいですけど

弥里優

それだとあまり仲が深くなりませんよ

林檎

弥里先輩､､

弥里優

ということで私から提案があります

穂高青

提案？

弥里優

今度のお休み、みなさんと遊びに行きません？

弥里優

テストもちょうど終わる頃ですしタイミングよいかと

穂高青

､､というと？

弥里優

遊園地です！

穂高青

！

林檎

､､✨

穂高青

いきたいいきたい！！賛成です！

林檎

お、おれも！

弥里優

ふふっw決まりですね

弥里優

では早速、計画を立てましょう！

「「はーい！」」

？？？

黒眼箭絢萌

､､､

黒眼箭絢萌

あなたたち、自分がやったこと分かってますか？

黒眼箭絢萌

これはね重大なことなのよ

黒眼箭絢萌

下手すれば命を奪いかねないもの

いじめっ子

ごめんなさい､､､

いじめっ子2

悪気はまったくなかったんです､､！

いじめっ子3

そうです､､！それに私たちはあいつにやられた被害者でもあります！

いじめっ子3

責任が私らにあってあいつにないのはおかしいです！

いじめっ子

そーだそーだ！

黒眼箭絢萌

黙りなさい！！

いじめっ子2

ひっ？！

黒眼箭絢萌

まったく､､一応あなた達も被害者だからなるべく穏便にいきたかったけど

黒眼箭絢萌

これはどうも無理なようですね

黒眼箭絢萌

今から私はあなた達に罰を与えます

黒眼箭絢萌

あなた達を"転校"させます

黒眼箭絢萌

転校先はこちらで用意しますがあなた達のこれからの態度によって決めます

黒眼箭絢萌

そこでじっくりと反省していなさい

いじめっ子2

な、おい､､嘘だろ､､､？！

いじめっ子

やめください！俺たちも将来があるのに､､！

黒眼箭絢萌

後悔先に立たずです

黒眼箭絢萌

では、話は以上になります

黒眼箭絢萌

私はこれで失礼します

黒眼箭絢萌

あとは任せました、坂野先生

坂野恵太

､､はい

いじめっ子3

坂野先生､､助けてください！！

いじめっ子3

もうしないと約束しますから！！

いじめっ子2

だから、転校だけはホントにやめてください！！

坂野恵太

､､､すみません私にはどうすることもできないです

坂野恵太

この学園での最終決定権は校長先生ですから

いじめっ子

そんな､､､！！

坂野恵太

あなた達も身を持って知ったでしょう

いじめっ子3

､､､

いじめっ子3

どうしよう､､このことをパパとママが知っちゃったら､､､､､

いじめっ子2

俺だって､､親が俺のために金かけて頑張って入ったのに､､

いじめっ子

本当に､､､ごめんなさい､､､

坂野恵太

（起きてしまったことは元に戻せない）

坂野恵太

（あの人の個人魔法でない限りですが）

坂野恵太

（それをこの3人はやっと知ってくれた）

坂野恵太

（だから、まだ希望はあるはずです）

坂野恵太

（教師として伝えるべきことは､､､）

坂野恵太

ところで転校先なんですが

坂野恵太

あそこはあなた達のように過去に問題を起こした生徒が集まる場です

坂野恵太

そこで"規律正しい生活の維持"を行いましょう

坂野恵太

過去に、それでこの学園に復帰できた生徒がいましたから

いじめっ子2

先生､､それって､､､！

坂野恵太

現在のところ、校長先生はあなた達を転校させると言いました

坂野恵太

なので退学はされません

いじめっ子3

！！

坂野恵太

そこで反省していい子になって帰ってくることを願います

いじめっ子

は、はい､､､！！

いじめっ子

ありがとう､､ございます､､､！

坂野恵太

､､､

坂野恵太

（彼らの行いは許されませんが）

坂野恵太

（まだどうにかなるはず）

坂野恵太

（怪我が治ったら校長先生に報告しましょう）

この作品はいかがでしたか？

627

4件

うちの子の弥里優ちゃんが近所にいる優しいお姉さん感強くて好きですっ！！弥里優ちゃんがクッキーやらパンやら食べ物くれるの嬉しすぎる！🤦‍♀️✨私も弥里優ちゃんの作った物食べたいなぁなんて(( 林檎君の暴走が収まってよかったです！青ちゃんはちゃめちゃ強い…！！

あっダメだ眩しすぎて見えねえ（？？光り輝きすぎだろこの作品ｯｯｯｯ!?うちが今まで参加した参加型の中で1番好き（（（（そうなんですうちの子（林檎きゅん）とっても強い個人魔法をお持ちですのよ（？次回まじ楽しみ^ ̫^（（？

@TMI

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